内容説明
岸田博士のお騒がせ実験を手伝ったばかりに時空間の歪みに放り込まれて悪戦苦闘する美亜の前に、原爆搭載機事件の時に一戦を交えた時間管理局員が現われる「昨日の時計と明日の記憶」と、銀河帝国激震の前触れか、侵略会社相手の帝国第三艦隊の不可解な動きを無敵超人セイバーの帰還騒動に絡めて描くノベルス合本第7弾。巻末特別書き下ろしは「戦士と乙女」。
著者等紹介
笹本祐一[ササモトユウイチ]
1963年東京に生まれる。1984年「妖精作戦」で作家デビュー。2005年「ARIEL」星雲賞日本長篇部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MarsAttacks!
8
シリーズも終盤に差し掛かってきた感じの一冊になっています。前半はタイムトラベラーから発生した物語、時空列がいれ乱れなかなか面白い話に、後半は終盤に向けての序章みたいなお話でも、新キャラの登場などで楽しく、そして大きな展開を迎えそうな感じでこの巻が終わります。あまり時間を置かず08を読もうと思います。2018/10/06
Mr.deep
4
思春期にはあれだけ感動してオールタイムベスト候補にも入っていた「昨日の時計と明日の記憶」ですが今読むとちょっぴり「ん?」な出来。その代わりか昔は動きがなくて好きでなかった「帝国の脅威」の虚々実々の駆け引きは実に楽しめました。読書の趣味嗜好って変わるもんですね。2022/08/06
スピネル
1
前に読んだんですが、埋もれてたところから久しぶりに発掘して読みました。みゃあちゃんとマクスウェルがいい感じ。みゃあちゃん、スーパーガールすぎるからフツーの人とはなかなかくっつきにくいんだよねー。2020/05/11
ドル箱
1
さてと7巻再読感想いきましょう。前半はタイムシフトによる編集ですね。(平行系列の時間のずれをまぁコミカルに描いてますが当の本人達はたまったものではありませんがwww)時間論学的に楽しめる所ですね。後半に入り大分物語がラストの方へ向かいつつありますがこの頃から文法が「ミニスカ」に近く(特に書き下ろしには謙虚にそれが出ております)なってきており、古臭さも薄れてきておりますが、地球側サイドは置いてけぼりにされております。この後の展開も知っておりますので、また続きを再読しましょう。表紙のダイ姉とシェラがいいですね2012/04/03
とんび
1
ああっ表紙の指は巻数か! この巻で気付いた。そろそろ最終クールらしい展開になだれ込みつつあります。2010/07/31