内容説明
高校生にして世界を駆ける宝探し人・八頭大と究極のセクシーパートナー太宰ゆき。この名コンビが、時と場所を選ばず見つけ出し、そして狙う財宝は、なぜか、異星人の遺した財宝ばかり。今回は、古都・京都を舞台にした、ちょっとユーモラスな「変格」篇と、無敵のはずの大ちゃんが重大なハンディを負って、文字通り暗黒の世界で戦う迫真の一篇をお楽しみください。好評の書き下ろしでは、あのフェラーリが雨のマンハッタンを大疾走。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年、千葉県に生まれる。青山学院大学卒業。1982年「魔界都市“新宿”」でデビュー後、『吸血鬼ハンター』『魔界都市ブルース』『妖魔戦線』『魔界医師メフィスト』シリーズ等を精力的に執筆。日本推理作家協会会員。SF・ホラー映画愛好家としても有名である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なほまる
3
京都編はまとまりよく感じてテンポよくよめました。今のSNS発達した世の中だったらそんな報道管制ひけなかったと思うけどね。逆にもう一つはてんこ盛りだったけだ、こちらはこちらでらしいのかも。2014/11/06
poppen
1
「京洛異妖」は面白かったのだが、「蒼血魔城」がいまいち。謎の医者や貴族、格闘技ジルカの使い手の高校教師など色々なキャラクタが登場するわりにはどれも消化不良気味。最大の欠点は、ゆきが電話ごしにしか登場しないこと。2009/05/15
りぃ
0
日時不明確。2008/12/15