出版社内容情報
AKB、ももクロ、Perfumeを夢見て増殖するテレビに出ないアイドル=地下アイドル。彼女たちを取り巻く経済や人間関係は、日本の社会問題の「縮図」である。現役地下アイドルでもある著者が赤裸々に明かす「身近な偶像」に群がるヒトとカネ。
内容説明
「有名になって見返したい」「なんとなくの好奇心」から踏み入れた世界―。承認されたいアイドル平均21.6歳と認知されたいファン平均35.4歳。互いに深く求め合う「欲求」依存。本気でアイドルと結婚したい「ガチ恋ファン」。ライブ会場で発生するホモソーシャル。グラビア→AV、枕営業のリアル…。膨張する地下アイドルシーンの実態。
目次
第1章 地下アイドルとは何か(オタク市場の30%を占めるアイドル市場;下克上を夢見るアイドル戦国時代 ほか)
第2章 地下アイドルの生態(平均年令21.6歳、チェキ1回500円;どんな女の子が地下アイドルになるのか ほか)
第3章 なぜ彼女たちはアイドルのようなものになりたがるのか(地下で有名になりたがっている女の子たち;副業・地下アイドル ほか)
第4章 地下アイドルたちの精神と生活(地下アイドルは病んでいるのか;「仕事」を心配する地下アイドル ほか)
著者等紹介
姫乃たま[ヒメノタマ]
地下アイドル/ライター。現役地下アイドル歴8年。1993年2月12日、下北沢生まれ。16歳よりフリーランスで地下アイドル活動を始め、ライブイベントへの出演を中心に、文筆業も営む。ライターとしては、本人名義での連載が現在月に11本。他にモデル、DJ、司会としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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