朝日新書
戦国武将の辞世―遺言に秘められた真実

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  • サイズ 新書判/ページ数 215p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022737182
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0295

出版社内容情報

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康など27人の武将は、人生の最期に何を詠んだのか?文字裏の意味を、人物エピソードとともに読み解く。

内容説明

最期の言葉にこそ、本音が宿る―。武将たちが遺した辞世の句や遺言状。自らの一生を締めくくる言葉には、彼らが抱いていた夢、恨み、怒り、嘆き、そして、決して明かせぬ秘密さえも隠されていた!

目次

織田信長(1534~1582)
上杉謙信(1530~1578)
武田信玄(1521~1573)
毛利元就(1497~1571)
足利尊氏(1305~1358)
斎藤道三(1494?~1556)
蒲生氏郷(1556~1595)
蓮如(1415~1499)
明智光秀(1528~1582)
明智左馬助(光春)(1536?~1582)〔ほか〕

著者等紹介

加藤廣[カトウヒロシ]
1930年東京都生まれ。都立新宿高校から東京大学法学部に学び、54年に中小企業金融公庫に入庫し、京都支店長、本店調査部長などを歴任。その後、山一證券に転じ、同経済研究所顧問、埼玉大学経済学部講師などを経て、中小企業やベンチャー企業のコンサルタントを務めるかたわら、ビジネス書の執筆や講演活動を行う。2005年に『信長の棺』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

getsuki

11
辞世だけじゃなく各人物を象徴する文章を紹介しているので、どんな人物だったかがうかがえる一冊。残念なのはやたらと自著を推してくること。2018/03/30

ともたか

10
辞世の句が書けるのはその人にそれなりの教養があるからだ。あるいはこの世に残したい気持ちがあるからだ。 散りぬべき 時知りてこそ 世の中の  花も花なり 人も人なり    細川ガラシャ  (辞世)2017/08/09

スプリント

8
辞世の句だけではありませんが戦国武将の残した言葉からその生き様を紹介しています。著者の好みがかなり強く反映されているので偏りがある内容になっています。2017/07/09

Humbaba

7
大きなことをなした人物の人生は、その生命が尽きたところで終了するわけではない。それまでに何をしてきて、そして散り際にどのような振る舞いをし、言葉を残したかは評価としてずっとついて回る。エピソードのみではなく、なぜそうなったのかという背景の情報も知れば、一層深く理解が出来る。2017/10/23

みこ

5
全てが辞世ではないけど、各人物の肉声を通して武将達の人物像に迫っています。作者の好き嫌いもはっきりしていて分かりやすい。過去の人物の評価なんてスポットライトの当て方によって異なって見えて当然なのだからこの手の本は色々な人の著作を読んで楽しんでいます。2017/06/02

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