朝日新書
戦場記者―「危険地取材」サバイバル秘話

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  • サイズ 新書判/ページ数 267p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022736444
  • NDC分類 070.16
  • Cコード C0236

出版社内容情報

【社会科学/社会】爆弾テロ、過激デモ、クーデター……紛争地帯最前線の取材は常に死と隣り合わせだ。「催涙ガスにシャネル?bTで対抗する」など、危険回避のための意表をつくサバイバル術やスリル満点の秘話を、朝日新聞の「戦場記者」が明かす。

内容説明

一瞬の判断ミスが命取りになる!危険地取材のリアリティーを第一線の記者が明かす!地球上には「戦争が日常」の国々がいくつもある。さまざまな対立がからみ合い、火を噴く紛争地にいかに入り込み、情報を発信するか!?数々の秘話でわかってくる、「世界の激震地図」!!

目次

1 危険地取材の日常(体を張る―爆弾テロで死なないために;越える―国境、検問所を、いかに突破するか?;移動する―紛争地に急行!緊迫の「点と線」;聞き出す―単独会見の攻防;通信する―現場から、どうやって記事を送るか?)
2 危険地取材はなぜ必要か(外務省とメディアの関係;「安全管理」能力を高めるには;フリーランスはメディアの「下請け」か;それでも「現場」にこだわる理由)

著者等紹介

石合力[イシアイツトム]
1964年、大阪市生まれ。朝日新聞国際報道部長。88年入社。カイロ、ワシントン両特派員、政治部次長、国際報道部次長、GLOBE副編集長、中東アフリカ総局長などを歴任。フセイン政権下のイラクや「アラブの春」に揺れる中東、アフリカ各国を現地取材。2013年6月から現職。同志社大学一神教学際研究センター共同研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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コリンちゃん

3
報道の自由(≒国民の知る権利)から危険地取材も必要、そのために朝日新聞社として安全管理には最大限の対策を講じている、と筆者は述べている。取材前・取材中における安全対策、記者本人のみならず家族へのメンタル面の配慮などまで含まれているが、万一誘拐されたら・万一紛争地で亡くなったら…そういう最悪の事態への具体的対応は記載がない。その場合でも、会社だけの責任において対応するつもりなのだろうか?結局、政府にお世話になり、国民の税金を使うことになるではないか?「知る権利」に貢献したのだから国民の理解を得られるとでも?2016/02/07

h t

2
よう行くわって思う2016/02/06

スターリーナイト

1
2020-742020/09/16

梧桐

1
抽象的な戦場記者を求めて手に取ったのですが、著者の体験談と思想ばかりで若干期待外れ。しかしそれでも、リアルな戦場がわかったような気になれる。危険なところなんだなと改めて思わせてくれる一方で、「俺は日本人だ!」と著者が言ったら「コンニチハ!」と挨拶してくれる狙撃兵など、戦場でも人間らしいやり取りができることにちょっぴり微笑む。兵士でもアニメが好きなのはいるのか…と思うと、クールジャパンで世界を救えるのかもしれないと思った。2016/03/11

あまたあるほし

0
こういう人がいないと何も知らないまま終わる。ただしはなにつく部分もちらほら。なんというか、知る権利の恩恵に預かる人々が振りかざした権力。それにへきへきした人が、知る権利を批判する。地獄みたいな世の中になったもんだ。2016/03/08

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