出版社内容情報
【文学/日本文学評論随筆その他】反日デモ、抗日ドラマ……。こうした連日のメディアの情報は「中国人はみんな反日だ」というイメージを私たちに植えつける。しかし、実際は「中国人は実は日本が大好き」だった。数々の具体例で既成概念をひっくり返す画期的中国人論!
内容説明
今や東京の町中は中国人の観光客だらけ。なぜ彼らはいがみ合う日本に夢中になるのか。そこには共産党政権を背景とした複雑な歴史、文化、社会状況が大きく関係していた。両国の知られざる関係を浮き彫りにした画期的文化論!
目次
第1章 日本人は中国で本当にモテるのか?(日本人だったら40女もお見合いの口がある;中国婚活番組で大モテだったシングルマザー ほか)
第2章 ワンランク上のライフスタイルに憧れる(岩井俊二的な「小清新」という価値観;エコでシンプルで上質 ほか)
第3章 政治から言葉を解放した日本文学(中国文学の快挙;川端康成がいなければ中国にノーベル賞作家は現れなかった? ほか)
第4章 文化侵略か、文化解放か 進撃のサブカルチャー(日本のサブカルは脅威?;『ドラえもん』日本政府陰謀説 ほか)
第5章 知られざる日中の歴史と思想のつながり(明治維新に学べ;失敗に終わった改革「戊戌の変法」 ほか)
著者等紹介
福島香織[フクシマカオリ]
奈良県出身。大阪大学文学部卒業。1991年産経新聞社入社。1998年に上海・復旦大学に1年間、語学留学。2001年に香港支局長、2002年より2008年まで中国総局特派員として北京に駐在。2009年に退社後、フリー記者として取材、執筆を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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