内容説明
エリート神話は本当!?知ってるようで知らない銀行というフシギな世界!!あやしい商品知識で、度が過ぎる手数料稼ぎ。「顧客と共存」では幹部になれない?出世すごろく、出向人事、夫を支える「銀妻」たち―元都銀・外銀の敏腕バンカーが、銀行の実態を余すところなく解き明かす!!
目次
第1章 高いか、低いか?給与のカラクリ
第2章 銀行員の出世すごろく
第3章 カウンターの裏の人間ドラマ
第4章 銀行員の本当の生活
第5章 銀行員の危うい実態
第6章 銀行の正体
第7章 銀行のない世界
著者等紹介
津田倫男[ツダミチオ]
1957年、島根県生まれ。(株)フレイムワーク・マネジメント代表。一橋大学、スタンフォード大学ビジネススクール卒業(MBA取得)。都市銀行、外資系銀行などに20年間勤務後に独立し、現職。M&A、新規事業開発、海外進出など企業へのアドバイザー業務を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
37
昔の田舎銀行員なんでいまいちピンとこなかった。ある意味この時代に出世したいという上昇志向のある人間は貴重な気がしますな、給料高くてもきついのいやだってのが多いから。文句の多い人はけっこういるけど。2014/12/29
えっくん
15
★★☆☆☆たまたま図書館で見かけ、タイトルが気になり借りてみました。元銀行員の著者が、給料や人事異動など赤裸々に銀行の内情を語る暴露本です。半沢尚樹で脚光を浴びた銀行世界に便乗して執筆した感もありますが、銀行の常識は世間の非常識というのが頷けます。銀行員はつぶしが効かないと記載されていましたが、現在コンサル業を経営されている著者はどんな銀行員生活を送っていたのでしょうか…。2014/08/01
nbhd
14
この本が刊行された2013年は半沢直樹の第一シーズンが放映された年。ビジネス的に真っ当な便乗本としては、内容薄めで、あまり楽しめなかった。一橋大学卒、スタンフォード大学でMBA、都銀、外資系銀行20年と著者略歴にはあるのだけど、ううむ、知性とは何だろうか。銀行で偉くなるためには、従順、みどころあり、バカができる、がマストの3要素なのだという。ゆいいつ、おもしろかったのはシステムトラブルが相次ぐみずほ銀行の話。銀行が合併するというのは、勘定系システムの合併であり、そう簡単にはいかないのよ、っていう話かな。2025/08/10
東雲しのの
5
半沢直樹ブームに便乗したと思わしき一冊。盛り上がりもないまま、平坦に綴られていく。銀行員の生態を知らなかったので、新しい知識がついて面白かったけれど、著者の時代の銀行と今の銀行では事情もだいぶ変わっていそうなものだけれども?2014/01/28
wiki
4
思ったより仕組みを語ってくれると云うよりは出世競争に終始して態度が横柄だのなんだのと銀行の沙汰の限りを文句言ってる内容だった。それもそうなんだが、、、欲しかった内容とは違うというか、、、と思う。それで、出世競争は別に銀行だけでも無いと思うし。2018/04/26