出版社内容情報
【社会科学/社会】私たちはいつから、人生の中で仕事ばかりを重要視し、もがき苦しむようになったのか? 本書は、現在1日1時間労働の森博嗣がおくる画期的仕事論。自分の仕事に対して勢いを持てずにいる社会人はもちろん、大学生にもおすすめ。
内容説明
人々は、仕事に人生の比重を置きすぎた。もっと自由に、もっと楽しく、もっと自分の思うように生きてみてもいいのではないだろうか。成功するとはどういうことか?良い人生とは?すり切れた心に刺さる画期的仕事論。人生を抜群に楽しむための“ちょっとした”アドバイス。
目次
第1章 仕事への大いなる勘違い(仕事の定義;「羨ましがられたい」という感情 ほか)
第2章 自分に合った仕事はどこにある?(働くことが一番簡単;好きなことが最良とは限らない ほか)
第3章 これからの仕事(客観的に世間を観察する;ほとんどの情報は正しくない ほか)
第4章 仕事の悩みや不安に答える(理想と現実のギャップ;すぐに仕事を辞めてしまう人 ほか)
第5章 人生と仕事の関係(取り上げられた生きがい;企業戦士の時代 ほか)
著者等紹介
森博嗣[モリヒロシ]
1957年12月7日愛知県生まれ。作家。工学博士。某国立大学工学部助教授として勤務するかたわら、1996年に『すべてがFになる』(講談社ノベルス)で第1回メフィスト賞を受賞し、作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
307
人は働く為に生まれて来たのではない。働くのは生活の為に金銭が必要だからだ。森氏の理論は明快だ。働かないで生きて行ける金銭があれば、私も仕事は最低限しかしないだろう。大事なのは自分が何がしたいのか。自分でその軸をしっかりと持つこと。仕事以外に自分の軸があれば、理不尽な上司や組織の要求も上手く受け流せるようになるはず。今の自分は過去の自分の選択の結果。過去は変えられない。これからは私も仕事以外の軸を増やしたい。読書も大切な軸。未来を見据え自分の楽しい生き方をしたい。肩書きに頼らない。そう思わせてくれた1冊。2016/03/27
やすらぎ
257
子どもの頃、大人たちは毎日遅くまでなぜ働いているのだろうと思っていたが、いつの間にかみんな働き、お金や評価や人間関係に囚われ、あっという間に時間は過ぎていく。仕事のやりがいではなく人生の生きがいを探さなければいけないのに、大人はそれを忘れがちになる。理想と現実のギャップを埋めるため、まずは理想を描かなければと思う。著者も言うが、この本に答えはない。正解は誰も教えてくれない。それは自分の中にあるもの、探すもの。色んなものに触れ、そこから何かが生まれてくる。そのきっかけを逃さないように生きる。その姿勢が大事。2020/08/16
mitei
241
著者の労働観がかかれた一冊。そこまで自由に生きられたらいいなと思う2013/07/10
ehirano1
219
S&Mシリーズの犀川先生が語っているのかと・・・・・。やはり森博嗣=犀川先生?2019/01/06
もりやまたけよし
201
仕事や人生にちょっと疲れた時に読むと良い薬になる。おかげで少し元気をもらいました。2020/10/12
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