出版社内容情報
消費増税したら「景気が悪くなる」「企業倒産が増える」など、世間が思い込んでいる消費税をめぐる常識が実は誤りであることを、世界の付加価値税を研究している税制の第一人者が解き明かす、目からウロコの消費税論。増税後の財政事情も展望。
内容説明
景気が悪くなる、倒産が増える、サラリーマンに厳しい…。世間が思い込んでいる、消費税増税による悪影響が実はまったくの誤りであることを、世界の付加価値税を研究している税制の第一人者が解き明かす。消費税の問題点や、増税後の日本についても展望。日本財政の現状も含め、消費税のすべてがわかる。
目次
第1部 消費税にまつわる10の誤解(消費税はサラリーマンに厳しいのか;消費増税すると景気が悪くなるの?;消費税は外務表示の方がいい?;景気が良くなるまで消費税は上げなくていいの?;減税すれば景気や消費は上向くの?;食べ物などの消費税率は低い方がいいの?―軽減税率の問題点)
第2部 国が良くなる税の仕組み(消費増税で日本の財政・経済はどうなる?;求められる課税ベースの拡大と世代間不公平の是正;日本はどんな社会を目指すのか;世界の税制の潮流;理想の税制「ユナイテッド・タックス」)
著者等紹介
森信茂樹[モリノブシゲキ]
1950年、広島県生まれ。法学博士(租税法)、中央大学法科大学院教授、東京財団上席研究員。(社)ジャパン・タックス・インスティチュート主宰、政府税制調査会専門家委員会特別委員、京都大学法学部卒業後、大蔵省(現・財務省)入省。英国駐在大蔵省参事、主税局総務課長、東京税関長、財務総合政策研究所長などを経て、2006年に財務省を退官。その間、東京大学、大阪大学、早稲田大学、プリンストン大学等で教べんを執る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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