朝日新書<br> コンビニだけが、なぜ強い?

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朝日新書
コンビニだけが、なぜ強い?

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022734372
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C0263

内容説明

「美味しい」「便利」は、もはや当たり前の時代。「小売」から「サービスステーション」への道をひた走る、セブン‐イレブン、ローソン、ファミリーマートが行ってきたこととは?もはや社会的インフラの役割を担うまでに成長を遂げたコンビニの「秘策」を徹底取材。3社トップのインタビューも掲載。

目次

序章 震災からわかったコンビニの本当の実力
第1章 近づいてくる店舗 セブン‐イレブン
第2章 ナンバースリーは「外」で勝負する ファミリーマート
第3章 脱コンビニ ローソン
第4章 コンビニが強い5つの理由
特別インタビュー コンビニが伸び続ける理由(セブン‐イレブン・ジャパン・鈴木敏文会長)

著者等紹介

吉岡秀子[ヨシオカヒデコ]
フリーランスライター。北海道生まれの大阪育ち。関西大学社会学部マスコミ学科卒。10年の会社員生活を経て、フリーに。コンビニ業界の現場取材をライフワークに現在に至る。自他共に認めるコンビニウォッチャー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ntahima

41
近くて遠い国、似て非ざるもの。そんな言葉で語られて来た日韓関係。私にとってのそれは正にコンビニであった。複写機が、Faxがない!やけに広い。その割に品揃えが… 店内にカウンターがある、店の前にはプラスチックの丸テーブル。時々、店内にも。第4章に『先を読み過ぎても消費者はついてこないし消費者の変化を追いかける形になると時すでに遅し』『変化の兆しをつかみ少しだけ先を行く施策を講じれば消費者の「欲しい」にマッチできる』とある。韓国社会は日本の様なコンビニを求めていないのだろうか?それとも単なるインフラの問題か?2012/07/30

佐島楓

21
セブンプレミアムのセブンイレブン、「らしさ」を追求するファミリーマート、「イノベーション」がキーワードのローソン。三者三様のコンビニ業界、不況下でも成長を続ける裏話がわかりやすく取材されている。やはり「人対人」というところを大事にしているのはどこも同じ。細かい戦略の立て方には驚かされる。マーケティングのあり方にも参考になるのではないだろうか。2012/03/09

みゃーこ

15
東日本大震災後、できる限り店を開け続け商品を供給したコンビニという業態が消費者の多くから社会インフラとして認識されるようになった。コンビニは地域住民の集いの場としてコミュニティに密着した社会的企業を追及し成長をし続けているようだ。世の中の環境に対応し常に変化し続ける「先を読む目」を持ちつつ他社との差別化を図ることがコンビニが生き残る所以だと思う。厳しい時代を生き残る戦い方が随所に散りばめられている。もはや敵なしだな。2012/07/23

スリーピージーン

11
コンビニの品揃えは本当に日進月歩。商品開発者の努力には感心している。ATMや振り込みや宅配など様々な機能も便利だし、個人的には通販商品を受け取れるサービスも気に入っている。高齢者や少人数家族に合わせた商品も豊富になった。経営には興味がないのであまり参考にはならなかったけど、どうしてコンビニが成長しているかは納得できた。社会インフラの一部を担ってはいるものの、採算が合わなければすぐ閉店だろうからさほど頼りにはならない。強盗もよく入る。店員の応対もまだまだ杜撰。確かに強いが改善できる点は多い。2014/11/22

テキィ

10
私の職歴は、コンビニ向けの商品企画から始まった。まだ神戸にはセブンがないころで、休みのたびにわざわざ京都まで商品の配置を調べるため何度も何度も見に行ったことを思い出す。「変化への対応」20年以上、本当にブレがないなぁ… 著者の語らいはちょっと鼻に付くが、慣れたらそれ程でもない。2012/04/11

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