内容説明
赤裸々に明かす。―厚生労働大臣在任367日間に、「伏魔殿」では何が起きていたのか?正直に反省する。―なぜコントロールできなかったのか?政と官の新しい関係は?具体的に提言する。―少子高齢化社会の「日本モデル」、消費税アップの三大課題、そして、民主党の進むべき道すじ。
目次
第1章 大臣退任の日
第2章 熱狂の政権交代
第3章 役所文化との闘い
第4章 官僚の抵抗
第5章 政治家を志した理由
第6章 民主党はどこへ向かうのか?
第7章 未来への提言
著者等紹介
長妻昭[ナガツマアキラ]
1960年、東京生まれ。慶応大学法学部卒業。日本電気株式会社、日経BP社を経て2000年6月、衆議院議員初当選。現在4期目。小選挙区東京7区(中野区・渋谷区)。野党時代に年金記録問題で政府を鋭く追及し、政権交代に貢献した。鳩山内閣、菅内閣で厚生労働大臣を務め、「脱官僚」を目指した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ニョンブーチョッパー
2
○2013/11/20
senahate
2
長妻大臣の本を読んでみた。官僚組織の異常さに、改めて驚いた。なによりも、国の為ではなく、自分の為に働いてる人が多いのかなという印象を受けた。特に、天下りの禁止の抵抗は、ビビッた。 しかし、希望があるなと思ったのは、国のために働く官僚もいることが確認できた点だ。 あと、国民も大臣がやっていることを知ることが大事なんじゃないかなと思った。新聞やテレビに踊らされるのは最悪。2011/07/01
青木研輔
1
重要なのは、どんな政策を実行したかではなく、どのように国民に伝えるのかなのだなと再認識させられた。2011/04/18
だん
1
官僚に対する敵意がむき出しすぎて食傷気味。指摘は間違いではないだろうが、理念は高いが人間味がなく、こんなトップのもとでは官僚もやる気をなくすだろう。2011/02/18
jupiter68
0
長妻元大臣が当時考えていたことがわかる。その意味では貴重な歴史(?)本。しかし、なんで厚労省トップの人が自分の部下である官僚を批判するのか?社長が部下を「こいつはだめだ」と組織外に対して言っているのと同じだ。部外者が言うなら理解するが、、。やはり当時の民主党は官僚機構をうまく使えなかった、と言われてもしょうがないのではないか、と思う。2017/06/22
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