内容説明
現状のがん治療には多くの落とし穴が…。そこから身を守るためにも必要なセカンドオピニオン。いつ、どのようにセカンドオピニオンを受けたらいいのか?そのために患者がしなければいけないことは?医師に患者にもプラスになるセカンドオピニオンとは。
目次
第1部 がん専門医が語る「ゆっくり治療のススメ」(渡辺亨)(がんになったら迷いなさい;がん医療の落とし穴;セカンドオピニオン最善治療への一つの道;これからのがん医療)
第2部 がん患者が語る「がん治療は迷ったほうがよい」(森絹江)(何にも考えなかった駆け出しがん患者の頃;手術という一大イベントを経験して;セカンドオピニオンをめぐって、おおいに迷う;しつこく迷って、サードオピニオン)
著者等紹介
渡辺亨[ワタナベトオル]
1955年生まれ。腫瘍内科医。北海道大医学部卒業、国立がんセンター中央病院内科医長を経て、05年、郷里に浜松オンコロジーセンターを開設
森絹江[モリキヌエ]
1952年生まれ。早稲田大学法学部中退。地域新聞記者を経てフリーライター。07年9月、乳がんの診断をうけ、08年1月、左乳房全摘手術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いずみ
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取り合えず、知らない知識を頭に入れることができたので良かった。2016/09/28
ぽてち
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色々書かれてはいるけれど、自分が疑問に思った点を腰低く、押しを強くして確認していくことはどの世界にも言えること。この場合も例に漏れない。それに対し、医師がどのように相対するか?そこで相手の器量が見えてくる。そこがブレない為のちょっとしたコツがわかれば充分だと感じた。2015/10/20
あなた詩人
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よかった2014/03/10
batipo
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新しい本にしては内容が古いようなきがします。2012/07/18
asa
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自分は主治医から、どのような形で情報が欲しいタイプなのか、それにより、どのように知りたいことを整理しておくべきなのかを考える上で、とても有益だった。また、ガンになったと知らされても、焦らなくて良い(急変するものは意外と少なく、医師や病院、治療方針を考える時間的余裕がある)と、断言されたことも大きい。焦らないでじっくり調べて行こうと思う。2011/12/11