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朝日新書
下着の社会心理学―洋服の下のファッション感覚

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  • サイズ 新書判/ページ数 212p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022733665
  • NDC分類 383.15
  • Cコード C0211

内容説明

本来、外からは見えないはずの下着に、女性たちはなぜこだわり、なぜオシャレをするのか?20代から70代まで、のべ1万人の調査から明らかになった、彼女たちの想いと行動の実態。女性にとっての下着とは、男性の期待に媚びるためのものではなく、自分たちの美を誇り、気持ちを鼓舞し、安心や充実感を得るためのアイテムなのだ。

目次

下着と心を研究する
下着と心理的効果(こだわりの実態;下着の心理的効果)
下着と社会的目線(男性目線の下で;見せる下着の登場 ほか)
下着と身体意識(ボディへのこだわり;エイジングと下着)
おしゃれのアイテムとしての下着

著者等紹介

菅原健介[スガワラケンスケ]
1958年東京都生まれ。横浜国立大学教育学部心理学科卒業、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程心理学専攻修了。文学博士。現在、聖心女子大学文学部教授。専門は社会心理学、性格心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひかる

11
女性の下着の心理学について調査資料や歴史を元に書かれています。今まで何となく自分の中にあった感覚をズバリ説明してくれたのでとてもすっきり。同時に、他にどのような心理が働くのかを知ることができてとても勉強になった。これからの商品開発に役立てたい。久しぶりにノート取りながら読書しました。2012/11/07

MasakiZACKY

4
本来は見せない下着だが、なぜこうも多種多様な品が揃い、それは心理的にどんな価値があるのかについて調査した一冊。今まで学術的にはアプローチされてこなかった(特に女性の)下着に注目。内容の半分以上は下着の歴史や羞恥心についてだが、それはそれで面白い。下着はアウターに隠されつつも「アピール・気合・安心感」の効果をもつ。肌や下着を見せる格好は、性的意味は無くあくまでもファッション。割と浅い結論だが、その調査過程が詳しく書いてあるので、やはり学問的にアプローチしたという事に意義があるか。下着論として一読の価値あり。2012/07/11

anchic

3
学生時代、大変お世話になった指導教官の知り合いの著書であったため購入。自分も下着にこだわらない人なのでとても興味深く読めました。2011/03/06

Yuri Ito

2
「華奢」な体型を志向する人たちは、スリムな体型に実利的な目的ではなく、もっと別の感性的、美学的な価値をおいているのかもしれない。 と言うかおいているだろう。私がそうだから。

shigoro

2
勝負下着が、男性を気にするためだけでなく、自分と高めるために、いつまでも若くオシャレしていたいという願望とともに、同性の目も気にして、下着を選んでいるんだな。安物のパンツしか着ない小生には未知の心理だわ。キャミソールや見せパンなど、肌見せファッションとして定着したが、女性がやらしくないし、オシャレだからと言い張るなら、男性としては堂々と目の保養をさせていただきましょう(笑)。 2011/12/14

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