朝日新書<br> 「子供のために」を疑う―10代の子供を伸ばす7つの知恵

電子版価格
¥779
  • 電子版あり

朝日新書
「子供のために」を疑う―10代の子供を伸ばす7つの知恵

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022732972
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0237

内容説明

3歳までは王様のように大切に、7歳から12歳までは召使いのように訓練し、15歳からは自主性を尊重して育てる。たとえば、このインドの格言のような知恵が、今の日本の子育てには失われてしまっている。4000組の親子を見てきた著者が語る、肩の力を抜いて、子供を伸ばす7つの知恵。

目次

第1章 中学受験の勉強は、「小学6年生から」で充分―子供を燃え尽きさせない、賢い進路選択(2009年春の大学入試結果が示した変化;子供に中学受験をさせる目的は? ほか)
第2章 親子の日常会話と生活習慣―何気ない日々のやりとりを点検してみる(親の何気ない一言が子供に与えるインパクト;子供をリラックスさせる口ぐせ、ストレスを与える口ぐせ ほか)
第3章 親子間のトラブルにどう対処するか―思春期の親子問題に「簡単な解決法」などない(子供の口答えは親離れの1つ;親がオロオロしてはいけない ほか)
第4章 子供を襲うトラブルへの知恵ある対応―友達関係、いじめ、不登校、ニート(子供の何を成長ととらえるか;「友達と気まずくなった」と言われたら ほか)
第5章 親「以外」の人生も楽しんでますか?―子供を伸ばす親、ダメにする親(「理想の家族」像の押し売り;親が多様な価値観に触れているか ほか)

著者等紹介

二神能基[フタガミノウキ]
1943年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。愛媛県松山市での中学受験塾、幼稚園経営などを経て、99年、ニート支援のNPO法人「ニュースタート事務局」を千葉県に設立。幼児からニートまで、40年間にわたって育成に携わった親子は4000組を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

26
ケースバイケースだと思うけれど、自分もずいぶん親の気持ちが理解できるようになってきた。この世に生まれてきてよかった、と自分が亡くなる前に心から思えれば価値のある人生だと言えるだろうな。2014/10/14

なると

21
著者は中学受験塾の経営を経てニートNPO法人を設立。40年にわたって子育てに携わった親子は4000組とのこと。それだけあって言葉に大変重みがあり説得力がある。「子育ての結果は偶然である」という言葉には目から鱗。正直ほっとした【備忘録】「私は子に過剰な期待をしたわけではない。子が自分で中高一貫校に行きたいと言ったのでその手伝いをしただけなのです」は一番親子がこじれるケース。親の一方的な期待を表向きには子の自主性の尊重と「偽装」/なんとかなるよ」はこんな時代の子にはいい口ぐせ/憎まれても1度決めたルールを→2017/05/25

ちいちゃん

7
子供は子供、親は親。適度な距離感を保ちましょうということかな。2016/05/16

ありんこ

6
ビジネス系教育雑誌を読み、中学受験にまっしぐらな両親、安易に携帯電話を与える親など、子供のために良しとすべきことやっているつもりでも、子供を伸ばすことにならないと指摘しています。周りの親の考え方に惑わされず、我が家のルールというものをきちんと持つことが大事だと思います。2014/03/10

おだまん

4
子供に期待しない。難しいけど、キーワードですな。2012/07/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/374085
  • ご注意事項

最近チェックした商品