内容説明
アルツハイマー病は、早ければあと数年で、根本的に予防・治療できる日がやってくる。「飲むワクチン」開発で見えてきた、希望の治療最前線。ならないための生活アドバイス付き。
目次
第1章 「もの忘れ」とは、アルツハイマー病とは
第2章 身近にあるアルツハイマー病
第3章 発症メカニズムの解明
第4章 アルツハイマー病の原因物質「ベータアミロイド」
第5章 アルツハイマー病の予防・治療の現状と展望
第6章 安全なアルツハイマー・ワクチン開発の現状と展望
終章 アルツハイマー病にならないために
著者等紹介
田平武[タビラタケシ]
1945年、島根県生まれ。順天堂大学大学院「認知症診断・予防・治療学講座」教授・医学博士。九州大学医学部卒。米国立保健研究所、九州大学病院神経内科講師、国立武蔵療養所神経センター(現精神・神経センター研究所)部長、国立療養所中部病院長寿医療研究センター長、国立長寿医療センター研究所長をへて2009年から現職。研究テーマは「アルツハイマー病、多発性硬化症、神経免疫相関」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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貧家ピー
5
2009年発行の本書、アルツハイマー病とは・発症のメカニズム・原因物質と予防・治療方法といった基礎情報から、ワクチンの開発状況まで記載。特にワクチン開発の苦労話に触れることができる。2022/09/01
Humbaba
1
アルツハイマー病の特効薬はない.だからこそ早期に発見することが大切である.2009/10/25
Bamboo
0
アルツハイマー病の予防や治療の可能性が高まってきている様子がたんたんと記述されている。ヒトとして人生を全うするには、この病気は避けたいものである。2016/01/08