朝日新書<br> 財務3表一体分析法―「経営」がわかる決算書の読み方

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朝日新書
財務3表一体分析法―「経営」がわかる決算書の読み方

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  • サイズ 新書判/ページ数 263p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022732743
  • NDC分類 336.92
  • Cコード C0233

内容説明

決算書から大切な数字だけを抜き出して「一体分析」オリジナル図を作成。会社の経営状況が簡単に分かる!会計の仕組みが「理解」できたら次は「分析」。細部に立ち入った勉強は今回も一切不要。この手法なら全体像をイメージで把握できる。ベストセラー『財務3表一体理解法』の著者が満を持して贈る新・会計勉強法第2弾。

目次

第1章 財務分析の基本ポイントを知ろう
第2章 まず会社の状況をザックリつかもう 基礎編(1社1期分の財務諸表で「基礎データ」を把握する;同業他社・業界標準と比較してみよう ほか)
第3章 多くの財務3表を見てセンスを磨こう ドリル編(パナソニックvs.三洋電機vs.シャープ―電機業界;三越vs.伊勢丹―百貨店業界 ほか)
第4章 実際に図表を作ってみよう 作図マニュアル編(オリジナルフォーマットの作り方;本書で使ったROEとレバレッジ比率について ほか)
第5章 より理解を深めるための補足(「連結」がわかれば「少数株主持分」の意味もわかる;利益と配当とBSの関係 ほか)

著者等紹介

國貞克則[クニサダカツノリ]
1961年生まれ。83年東北大学工学部卒業後、神戸製鋼所入社。海外プラント輸出、人事などを経て、2001年にボナ・ヴィータコーポレーションを設立して独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

林 一歩

12
一日一冊の自己啓発。2014/06/02

あつお

11
「投資」と「リターン」を意識する本。 企業会計においても家計においても、重要なのは「売上」と「利益」ではなく「投資」と「リターン」。少ない金額で企業を回転させるのが理想像。それに加えて投資の質も重要。固定資産の多い肥満体質なのか。有利子負債の多い積極投資タイプなのか。または、損失を関連子会社の転換した、隠れ蓑タイプなのか。数字としては読み取りにくい財務3票も、図解すればすんなり理解できる。 まずは身近なところから、家計と株式投資において本書の知識を活かしたい。2022/07/11

Kazehikanai

11
財務諸表の分析手法として、ROE、レバレッジ比率、総資本回転率、当期純利益率に絞って解説。ちょっと古いが、本書出版時の具体的な事例をドリルとして載せている。非常にわかりやすく実践的。かなり焦点が絞られているし、理に敵っているように思う。専門外としては、このぐらいの分析がささっとできると、かなりカッコいい。痛み一体理解法と本書を叩き込んでおけば、ビジネスパーソンの一般常識としては完璧でしょう。読み物としても、十分おもしろかった。2020/03/28

nekozuki

11
財務諸表をグラフ化することで、他社との比較や資本回転率などの分析がしやすくなることが具体例を見るだけでもわかる。ただ、どうやって作るんだろうと思ったらExcelの表設定をいじって作ってるのね…。グラフ作成ツールとかでもっと簡単に作れないのか(笑)利益剰余金と有利子負債を最初に見るという視点は面白いな。剰余金が積み上がってるということは、これまで利益をあげてきているということ。負債に関しては、本書でも述べられているが、必ずしも無借金が良いわけではない。株主資本にもコストがあるのでバランスも考えるべき。2015/03/15

nekozuki

10
新年1冊目は再読から。どこから調達し、なにに投資しているのか。どの程度効率よく売上・利益を上げているか。財務三表を俯瞰することで、各社の特徴が見える。実務上細かい点に目がいきがちだが、事業の全体的な動きを掴む視点を忘れないようにしたい。2017/01/03

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