内容説明
人を育てれば、自分自身のモチベーションも上がる。ゴーン流経営哲学の神髄、ここにあり。いざ道場へ！企業の再生に携わり、よき家庭人でもあるゴーン氏が、さまざまな難問を克服する術を伝授。成功も失敗も知り尽くす、百戦錬磨の国際的ビジネスマンの金言、至言。
目次
１ 部下・上司を育てる
２ 新人を育てる
３ 女性社員を育てる
４ ビジネスのプロを育てる
５ 国際人を育てる
６ リーダーを育てる
７ 子どもを育てる
８ 家族を育てる
著者等紹介
ゴーン，カルロス［ゴーン，カルロス］［Ｇｈｏｓｎ，Ｃａｒｌｏｓ］
１９５４年ブラジル生まれ。フランスの国立理工科大学、国立高等鉱業学校を卒業。７８年ミシュラン入社。８５年ブラジル・ミシュランＣＯＯ。９６年ルノーに転じ、上級副社長に就任。９９年日産自動車ＣＯＯに就任、その後日産をＶ字回復に導く。２００１年同社社長兼ＣＥＯ。０５年からルノー社長兼ＣＥＯも兼任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジェンダー
31
ゴーンさんがいろんな方からの質問を受ける対話形式になっている。変に堅苦しくなく読みやすいです。しかもよくこの企画に参加してくれたなぁと思います。どんな人にも真摯に向き合い常に一緒に考え仕事に取り組んでいるように思います。家族思いであるのは意外な気がしますけどでも仕事ばかりで家族をないがしろにするよりは良いなぁと思いました。この本を読んでいるとどう仕事をして行くべきか再認識するのに役に立ちます。また仕事の同僚や友人などと良いコミュニケーションを取る為の考えも書かれているのでまた読みたいと思います。2014/08/14
ともひろ
14
色んな国で働いてきたから、色んな文化が理解できるのだろう。共感能力、コミュニケーション能力を大事にしていきたい。2017/05/28
tapioka
10
今話題のゴーン氏の、仕事や家庭などについての姿勢を質問に答える形でまとめた著書。たまたま、事件が起きる前に読み始めたため、タイムリーな読み方になってしまいました。質問への回答が非常に当たり障りの無い内容で書かれており、無難に質問をかわしていくゴーン氏はやはり頭がいい人なんでしょう。読んで特に得るものは私はありませんでしたが、広くゴーン氏を知る意味で、昨今の話題の人に興味がある方は読んでみても損は無いと思います。2020/01/13
Humbaba
8
人を育てること。それは、何よりも大切なことである。ただし、相手を育てようと思っても、相手は自分の思った通りに行動してくれるわけではないため、非常に難しいことでもある。相手のことをよく考え、そして相手に伝わるような形で接しなければ、例え正しいことであっても無意味に終わる。2013/10/14
ぺちゅにあ
5
学生から勤め人、結婚を考えている人も結婚している人も、老いも若きもまあまずはカルロス・ゴーン氏と話してみようじゃないか☆ 対談形式のこの本の帯の宣伝文句には「人育て」の奥義なんて言葉が書かれているけれど、私に言わせりゃ彼は自分自身を磨き上げて常に前進させる「自分育て」に秀でた方だと思うんだよね。うむ。だから押し付けがましくない。素直に興味深く読める。自己啓発でも経営学をといた内容でもないんだよ。なんだから怖がらずに寄っといでよ〜(￣∀￣)2012/03/04
