出版社内容情報
3大死因のがん、脳卒中、心臓病で日本男性が死ぬ確率は女性のなんと2倍! 長時間労働やストレス、遅い夕食がいかに長寿ニッポンを脅かすか、脳科学と人類学から科学的に解明し、男女がともに長生きするための秘訣をアドバイス。
内容説明
日本人の三大死因、がん、心臓病、脳卒中。これらの病気の死亡率はいずれも、男性が女性の2倍だと知っていますか?「男らしい」生活習慣が男の寿命を縮めています。女の健康は、閉経までは女性ホルモンが守ってくれます。なぜ日本の男女の寿命はこんなにも差がついたのか?男女そろって健康で長生きするにはどうすればいいか?答えは、本書の中に。あなたを性差医学の世界にご案内します。
目次
第1章 がん、心臓病、脳卒中―男性のほうがかかりやすく、死亡率も高い
第2章 性差医学・性差医療とはなにか
第3章 生物学的性=セックスとは何か
第4章 現代人はどのようにして社会的・文化的性=ジェンダーをもつようになったか
第5章 現代人はどのように社会的・文化的性を維持してきたのか
第6章 「男らしさ」は短命のもと?
第7章 長生きした女性を待ち受けるもの
第8章 日本人の寿命の性差は先進国のなかで最大
著者等紹介
田中‐貴邑冨久子[タナカキムラフクコ]
医学博士、横浜市立大学名誉教授、国際医療福祉大学大学院教授。1964年、横浜市立大医学部卒業、69年、同大大学院医学研究科修了、85年、同教授。その後、同医学部長。日本生理学会、日本内分泌学会、日本神経科学学会、日本神経内分泌学会、日本生殖内分泌学会などで理事・幹事・会長を務める。日本性差医学・医療学会会員。専門は生殖生理学、神経内分泌学、脳科学。特に「脳の性差」については第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Humbaba
雑食奈津子
あおっき~