• ポイントキャンペーン

朝日新書
酔眼のまち―ゴールデン街1968‐98年

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022731791
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0239

内容説明

映画キャメラマン、たむらまさき―。1968年の新宿騒乱から、バブルの狂乱を経て、20世紀の黄昏まで、新宿ゴールデン街を見つづけた。映画監督、青山真治―。たむらの眼に映ったこの街の群像を夜ごと文字に記録。キャメラマンが見た映画人外伝。

目次

ロール1 エイガ事始(青森の子ども時代;上京;岩波映画へ)
ロール2 三里塚とゴールデン街のあいだ(「青の会」と新宿のはじまり;はじめてのゴールデン街;ゴールデン街=ハローワーク;新宿騒乱;「三里塚」を撮る)
ロール3 フィクションとドキュメンタリーのあいだ(劇映画への挑戦;『竜馬暗殺』の頃;牧野村との往復;セカンドステージのはじまり)
ロール4 八〇年代の熟成と崩壊(「ジュテ」の川喜多和子さん;「時流に乗る」監督たちと;一方、山形ではl『火まつり』で出会った三人;事故のてんまつ;バブル崩壊、そして沈黙)
ロール5 シネマトグラファー・たむらまさき(小川紳介の不在;活動再開と「写るんです」;ゴールデン街の変容;新しい人々との出会い;ゴールデン街の、映画の「いま」)
最終ロール 「唯尼庵」のこと

著者等紹介

たむらまさき[タムラマサキ]
映画キャメラマン。1939年、青森県生まれ。岩波映画製作所を経て、「日本解放戦線 三里塚」でキャメラマンデビュー

青山真治[アオヤマシンジ]
映画監督、小説家。1964年、福岡県生まれ。「Helpless」で劇映画監督に。「EUREKA」でカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。同作品のノベライズで三島由紀夫賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

39
どうもタイトルと内容が食い違っている気がした。ドキュメンタリー映画のカメラマンや劇場映画のカメラマンとして活躍した著者。彼と交流のあった人たちや60年代安保闘争、三里塚問題などに立ち会った時のことなど。2015/10/04

スプリント

4
新宿ゴールデン街中心の内容と早合点して手にとってしまいましたが、カメラマンたむらまさき氏の自伝といった内容でした。2014/11/09

ybhkr

2
タイトルから今度ゴールデン街デビューの予定だから勉強に…と借りたら全く想定外の内容。とりあえず、ゴールデン街の歴史とかガイドブック的なものを想像している方には向かない。ただ、内容は個人的にはおもしろかった。映像カメラマンたむらまさきさんの半生を青山真二さんが聞き書きする形のドキュメンタリー。戦前、青森で生まれ、そこで過ごした少年時代、上京からのカメラマンへの道、文壇といえば銀座のイメージだけど新宿ゴールデン街にもあり映画関係者も常連だった。ゴールデン街はカメラマンたむらさんのハローワークでもあったのだ。2015/02/08

helpless

2
昔を懐かしむおっさんと、それを羨むおっさんのお話。helpless秘話の一ページだけよかった2010/11/30

AM

1
ゴールデン街にはほぼ全く関係なく、有名らしいカメラマンの自叙伝的な内容。あまり深い話もなく、期待外れでした。2020/03/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/36129
  • ご注意事項

最近チェックした商品