内容説明
写真はネコに始まり、ネコに終わる。すばらしい「ネコ写真」は、すべての写真にも通じます。モデルネコの探し方、機嫌のとり方、シャッターチャンス、「ネコフォト」のヒント満載。
目次
第1章 ネコにアプローチ(早起きは三文の徳;ネコを撮るなら朝のはずだが ほか)
第2章 撮影編(いきなりはダメ;準備体操―ネコを安心させる ほか)
第3章 世界のネコ(ヒトの道はネコの道;こんなところにもネコ ほか)
第4章 野生のネコ(ライオン;百獣の王説に限らず、ライオンへの誤解?は多い ほか)
著者等紹介
岩合光昭[イワゴウミツアキ]
地球上のあらゆる地域をフィールドに撮影を続ける動物写真家。1950年、東京都生まれ。「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙を2度にわたって飾るなど、全世界で高い評価を得ている。80年木村伊兵衛写真賞受賞、85年日本写真協会年度賞、講談社出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
50
岩合さんの世界猫歩きが大好きで、画面から岩合さんの猫が大好きという優しい気持ちが伝わってくるからです。この本で、岩合さんが猫さんに写真を撮らせていただく。お邪魔をしない。無理な演出をしない。あくまでも猫さん次第という姿勢に共感しました。欲しい画のためには、いくらでも待つ。強制しない。あぁ、素晴らしい。もう岩合さん大好きです。アドバイスで覚えておこうと思ったのは「部屋の中の撮影では、出来るだけ背景をシンプルにする。写真は引き算」。2019/07/21
ねむねむあくび♪
43
先日、岩合さんの猫の写真展を見ての、図書館で嬉しい遭遇本(^O^)♪撮影テクニックなど、難しい本かと思えば、なんのなんの。岩合さんの撮影テクニックなどを惜しげもなく書いてくれている。それを実践するほどの腕もカメラも無いので、単純に感心しながら読む。岩合さんがなんで、こんなに猫を常に撮り続けているのか、常々不思議に思っていたのが、この本を読んでようやく理解できたように思う。人間や犬との違いが、岩合さんの腕がなるんだねー(*゚∀゚*)どんな風に攻略しようかと、少年のようにワクワクしている岩合さんを知れて嬉しか2013/09/29
ふろんた2.0
31
ネコを撮るということが、単に上手に写真を撮るということではない。プロとアマチュアの差が良くわかる本。ネコにおしっこをかけられる、車に足跡をつけられることを迷惑に感じたり、対策を採ったりするのではなく、幸運の兆候と考えるのはいい受け止め方だなと思った。2015/04/07
たまきら
29
猫飼いだからこそ、この動物の写真を撮るむずかしさや面白さをまがりなりとも知っているつもりですが、この写真家はもう、「なんで!?」の連続。あの有名な「撮影中に子猫がのぼってくる(Youtubeで見られます)」とか、なんで?この本で謎が解けるのかとワクワクしたのですが、そうもいかなかったのは残念。彼のまとっている何かなのかなあ。2019/12/26
じゅき
29
勉強になるなぁ~あっそういうことカメラをかまえるとあるあるぅってこと多数。ネコ写真もたくさんで癒されますっ(*^^*)2014/06/26