出版社内容情報
魑魅魍魎と通じ合う力を持つ大学生・飯嶋律が、彼を守護する妖魔の助けを借りながら活躍するドラマを、幻想的なタッチで描く超人気シリーズ。恐怖とユーモアが同居した、コミックス累計550万部突破の話題作、文庫最新刊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅はこべ
117
新キャラ海くんの登場。これから律が海くんの導き手になるのね。モラトリアム青年にできるかな。律は頑なにすぎるところがあるから。そこは蝸牛似か。自分が死んでいることに気づかない人は可哀想。2020/05/13
眠る山猫屋
60
久々に読んで・・・怖さを堪能。シチュエーションは夏目友人帳に似ているけれど、内容の恐ろしさは芯まで凍らせる。律の将来の展望があやふやな中、新しい親戚(絶縁していた)の少年・海くんも登場。妖怪みたいな存在も絡んでくるが、邪悪な人間の成れの果てが何より恐ろしい。怖くない感じで描いているのに、何でこんなに怖くなっちゃうんだろう。2020/12/16
kagetrasama-aoi(葵・橘)
36
「百鬼夜行抄」第十八巻。「身中の虫」「一夜華」「跡取り息子」「縁の廊下」「けあらしの足跡」「海辺の少年」「疑心暗鬼を狩る」の七編。ここに来て、絶縁していた蝸牛の妹の水脈の血筋と関係が?何だか不穏な感じ!青嵐の考えは今一つわからないし、まあ、妖魔の気持ちって理解出来ないのが普通なんだろうけど。律を取り巻くあれこれがつかみどころが無くて、怖い!律はやっぱり大学院に進学なのかな?陰陽師も悪くないと思うけど、見えるだけ…では何とも頼りないし。飯嶋家の将来は如何に?続きが気になります。2021/05/19
小夜風
29
【所蔵】今回も面白かった!こないだ映画「ミッドサマー」を観てエグいな~って思ったのですが、日本にも同じような風習はあちこちにあったんでしょうね。武器は水、酒、米、火、そして110番と119番だ!という言葉に笑ってしまったけれど納得。律の再従兄弟(はとこ)に当たるのかな、海くん。律とちゃんと出会えたら良いな。2020/03/10
くたくた
28
律は、おじいさんの後を継いで(?)物書きにでもなるといいんではないかね。ネタは沢山あるだろうしな。だが、おじいさんはできていた、あちらの世界ときっちり距離を取るっていうのが、律には難しそう。青嵐との関係もイマイチ不安定な感じだしな。このさい伯父さんに甘えて、ニートになってしまえよ(笑)
-
- 和書
- 勇者様のお師匠様 〈1〉
-
- 電子書籍
- この身をシークに捧げて ゾハイドの宝石…