出版社内容情報
【芸術生活/コミック劇画】飯嶋律とさまざまな妖魔との出会いが織り成す魅惑的な不思議絵巻。文庫版第15巻には、「鬼の帰館」「一番背の高い木」「美貌の箪笥」「二つ穴」「忘れられた宴」ほか計8編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
77
本屋さんで買ってすぐ読んだときはどうにも落ち着かなくて、まとまりのある感想なんてとっても書けなかった。しばらく時間をおいて昨日読み返したら不思議にすとんと腑に落ちた気がして・・・、なんだろうこの感じ。でも別の人たちの感想を読んでみると似たような気持ちになるみたいなのでちょっと安心した。ええと、わたしは司ちゃんと律が最終的に結ばれるといいなあと思っているので、星野くんには悪いけどこのまま自然消去して欲しかったんだけど、・・・そう来たか。ああがっかり。おばあちゃんと蝸牛さんのやりとり、もっと見ていたかったな。2015/10/31
眠る山猫屋
65
本当に開さんが帰ってきた。まぁただ普通に帰ってきた訳じゃありませんでしたが。無事で何より。律も少しずつ青嵐に頼らず問題を解決できるようになってきたけれど、人間の闇に巻き込まれる事が多いようでお疲れ様です。2017/10/26
honoka
46
幼い頃の律と蝸牛とのエピが面白かった「出された物を決して口にしてはいけないよ」「絶対に自分の名前を言ってはいけない」2015/01/15
まりもん
38
開さんが復活!でも開さんの力が微妙だなぁ。おばあちゃんが元気になって良かった。2015/01/07
天の川
35
15巻まで来て、最初の話と繋がる話が登場するとは!『忘れられた宴』は蝸牛が孫の律をどれほど慈しんでいたかがわかるエピソードでした。律が開さんに「護法神一匹も持たずにこの家に来るのは危険だ」と言っているけれど、超絶鈍感なお母さんとお祖母ちゃんには護法神が結構ついているのかな?アンテナ低い人には手が出せないのかな?と思ったり…。今回、夜中に読んでいたので怖さが倍増でした…。2015/01/22