出版社内容情報
【芸術/コミック】原作は、数々の文学賞を受賞した「守り人」シリーズの第1弾。精霊の卵を産みつけられた皇子・チャグムを守るよう頼まれた女用心棒バルサ。チャグムの命を狙う追っ手から逃げながら旅を続ける2人が、旅路の果てに見たものとは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かっぱ
27
火を使った祭りは古い歴史と結びついていた。ラルンガ退治の秘密はそこにあり。もうすぐドラマのシーズンⅡが始まるので次は綾瀬はるかが演じるバルサを見てみようと思います。2017/01/15
佐藤一臣
16
後半戦はやはり謎解きと人間以外のものとの闘いになりました。勝者に都合の良い様に歴史は書き替えられる。だから今の世の人は混乱してしまうんですね。この歴史の真相を明らかにしていく謎解きの流れはとても自然でした。バルサやタンダのように長年の修行による個の強さっていうものに憧れます。2017/03/04
ふくみみ
4
サグとナユグ、ラルンガの描写とか難しそうだけど上手く漫画化されてた。ラストの「お前のために一暴れしてやろうか?」ってめちゃくちゃかっこいい台詞だよなー。2013/12/04
ぎたろう
2
漫画ならではの迫力あり。特にラルンガが出てきてからはまさに手に汗握る展開。すべてが終わった後の,チャグムの「助かったんじゃない,助けられたんだ」の台詞がとても印象的。こういう経験をした人が国を治めることになるのは民にとっては幸福だろうけど,チャグム本人のことを考えると,やっぱり自由に生きていってほしいよなぁ,とも思ってしまう…。というわけで,漫画での続編突入も是非とも実現を望みたい。2015/07/14
みのにゃー
2
美しくてスピード感のある絵。有名な小説をコミカライズすると残念なことが多いけど、これは当たり。小説が未読の人にオススメ。それにしてもカムイ先生はロトの紋章を早く終わらせて欲しいなぁ。2013/11/07