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出版社内容情報
【文学/日本文学小説】土の目利きとして村人から慕われている18歳のフィリア。ある日、 律王の三人の息子の一人、ヴァローと運命的な出会いを果たし、王宮に招かれるが、フィリアにはある秘密があった……。恋愛ファンタジーの旗手が贈る壮大な恋愛物語。
内容説明
職人の要望にあわせて土を選び、配合する「土売り」のフィリア。傍らにはいつもうりふたつのフィーリアが一緒だが、地味なフィリアに比べてフィーリアはまるでお姫様のよう。そんな二人の運命は、律王の三人の息子のひとりである王子ヴァローとの出会いで、大きく動き出す…。
著者等紹介
麻木未穂[アサギミホ]
第1回上半期トクマ・ノベルズEdge新人賞で、『黄金の魔女が棲む森』が最優秀新人賞を受賞し、同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
*ニコル*
7
正体を隠して進む、王と反逆者が女王を巡って勝ち負けを競うゲーム「ルド」。建国神話から続くゲームの勝敗はー。可愛い表紙とタイトルに似合わず、なかなか難しい話でした。物語にでてくる「ルド」のルールが頭に入ってこず、登場人物がどの駒なのか、と頭が混乱…。でも世界観がよく作られてて面白かったです♪2017/03/19
紅羽
5
独特なルールのゲーム「ルド」の仕組みを覚えられるか、そうでないかで感想が変わってくる作品。土人形の「ツッチィ」からしてかなり度肝を抜く存在感で、色々と混乱しながらも何とか読了。世界観は面白いので何度か読めば理解出来そうな気がします。2023/11/01