感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akihiro Nishio
3
コンビニで買った本。なのに、もの凄く情報量が多く、面白い本だった。全国283藩の成立と、江戸時代、明治以降のエピソードが上手にまとまっている。江戸幕府も、明治政府もなんだかんだで、敗戦側の大名に気を遣っていたんだなということがわかる。1回読んで消化できる内容量ではないので、何度も読みたい。2014/08/24
西澤 隆
2
福井の水羊羹をいただいたとき「北陸は広い範囲で冬に水羊羹なんだなあ」と実感したのだけれど、本書によると実は僕が住む糸魚川は福井藩越前松平家の支藩。維新の頃には逆に糸魚川藩から福井藩を継ぐひとがでたりと、家の繋がりもあっての「冬の水ようかん」なのかもしれない。それにしても殿様というのはずっとその土地を治めるわけではなくあっちこっちに動かされ、家を絶やさないためにあっちこっちから養子を取ったりもして、全国的にいろんな繋がりがあるのだなと実感する。読み物としては少々物足りないけれど辞書的に引き読みすると楽しい。2014/03/19
jj
0
殿は恵まれていたわけですね。失職した旗本・御家人から生きるために春をひさぐ 妻女がいたとか。2015/12/23
レコ
0
ふと、大政奉還、明治維新後どうだったのだろう?から、かりてみました。やはり、大体の大名は、それなりの地位を保てたんだなぁという感想です。2022/04/03