出版社内容情報
元国家公安委員長は職務質問をされ……(「ありふれた災厄」)。巡査部長は同僚の結婚前の身辺調査を命じられたが……(「破断屋」)。警察官たちのそれぞれの「標」とは何か? すべて書籍初収録の警察小説アンソロジー。《解説・若林 踏》
内容説明
若い警官に職質された元国家公安委員長は…(「ありふれた災厄」)。巡査部長は同僚の結婚前の身辺調査を命じられるが…(「破談屋」)。彼らが追い求める“標”とは何か?すべて書籍初収録!警察小説の魅力が詰まった傑作アンソロジー。
著者等紹介
月村了衛[ツキムラリョウエ]
1963年大阪府生まれ。作家。2010年『機龍警察』でデビュー。12年『機龍警察 自爆条項』で日本SF大賞、13年『機龍警察 暗黒市場』で吉川英治文学新人賞、15年『コルトM1851残月』で大藪春彦賞、『土漠の花』で日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、19年『欺す衆生』で山田風太郎賞を受賞
深町秋生[フカマチアキオ]
1975年山形県生まれ。作家。2004年『果てしなき渇き』で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー
鳴神響一[ナルカミキョウイチ]
1962年東京都生まれ。作家。2014年『私が愛したサムライの娘』で角川春樹小説賞を受賞しデビュー。15年同作で野村胡堂文学賞受賞
吉川英梨[ヨシカワエリ]
1977年埼玉県生まれ。2008年『私の結婚に関する予言38』で日本ラブストーリー大賞エンタテインメント特別賞を受賞しデビュー
葉真中顕[ハマナカアキ]
1976年東京都生まれ。作家。2013年『ロスト・ケア』で日本ミステリー文学新人賞を受賞しデビュー。19年『凍てつく太陽』で大藪春彦賞、日本推理作家協会賞、22年『灼熱』で渡辺淳一文学賞を受賞
伊兼源太郎[イガネゲンタロウ]
1978年生まれ。作家。2013年に『見えざる網』で横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー
松嶋智左[マツシマチサ]
1961年大阪府生まれ。作家。2005年に北日本文学賞、06年に織田作之助賞、17年『虚ろの聖域 梓凪子の調査報告書』で島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
しんたろー
KAZOO
タイ子
ノンケ女医長
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- 和書
- 現代少年詩集 〈’97〉