朝日文庫<br> ブレードランナーの未来世紀―“映画の見方”がわかる本

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朝日文庫
ブレードランナーの未来世紀―“映画の見方”がわかる本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022651525
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0174

出版社内容情報

80年代、保守的な能天気なハリウッド映画から締め出された映画作家たちは異様な映画を作っていた。『ブレードランナー』など8本の映画を取り上げ、膨大な資料と監督自身の言葉を手がかりに、作品が真に意味するものを読み解く。映画評論の金字塔を復刊!〈目次〉はじめに第1章 デヴィット・クローネンバーグ『ビデオドローム』    メディア・セックス革命第2章 ジョー・ダンテ『グレムリン』    テレビの国から来たアナーキスト第3章 ジェームズ・キャメロン『ターミネーター』    猛き聖母に捧ぐ第4章 テリー・ギリアム『未来世紀ブラジル』    1984年のドン・キホーテ第5章 オリヴァー・ストーン『プラトーン』    Lovely Fuckin' War!第6章 デヴィット・リンチ『ブルーベルベット』    スモール・タウンの乱歩第7章 ポール・ヴァーホーヴェン『ロボコップ』    パッション・オブ・アンチ・クライスト第8章 リドリー・スコット『ブレードランナー』    ポストモダンの荒野の決闘者おわりに参考文献・資料一覧

内容説明

今では第一線で活躍する名監督たちが、80年代の保守的で能天気なハリウッド映画に背を向けて作っていた狂気の傑作たち。膨大な資料と、監督へのインタビューから、監督の生い立ち、作品と当時の社会状況との関わり、映画が真に意味するところを読み解く。

目次

第1章 デヴィッド・クローネンバーグ『ビデオドローム』―メディア・セックス革命
第2章 ジョー・ダンテ『グレムリン』―テレビの国から来たアナーキスト
第3章 ジェームズ・キャメロン『ターミネーター』―猛き聖母に捧ぐ
第4章 テリー・ギリアム『未来世紀ブラジル』―1984年のドン・キホーテ
第5章 オリヴァー・ストーン『プラトーン』―Lovely Fuckin’War!
第6章 デヴィッド・リンチ『ブルーベルベット』―スモール・タウンの乱歩
第7章 ポール・ヴァーホーヴェン『ロボコップ』―パッション・オブ・アンチ・クライスト
第8章 リドリー・スコット『ブレードランナー』―ポストモダンの荒野の決闘者

著者等紹介

町山智浩[マチヤマトモヒロ]
1962年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒。映画評論家、ジャーナリスト。「宝島」「別冊宝島」などの編集を経て、洋泉社にて雑誌「映画秘宝」を創刊。現在、米カリフォルニア州バークレー在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sam

52
取り上げられているのは「ビデオドローム」、「グレムリン」、「ターミネーター」、「未来世紀ブラジル」、「プラトーン」、「ブルーベルベット」、「ロボコップ」、そして「ブレードランナー」。ストーリーも詳しく説明されているが本書の核心は作家論。それぞれの作家の来歴・特質と、それがどのように作品に表現されているのかが説得力を持って説明されている。殆ど変態というか偏執狂である。まあこのくらいじゃないと映画監督として一流にはなれないんだろうなあ。映画に対する深い愛着や膨大な知識も著者ならでは。非常に興味深く読めた。2024/07/15

cinos

37
「ビデオドローム」「グレムリン」「ターミネーター」「未来世紀ブラジル」「プラトーン」「ロボコップ」「ブレードランナー」は昔しっかり観ました。監督やスタッフの言葉を取り上げながら作品と時代を論じています。また見返したくなりました。「ブルーベルベット」だけ観てなかったです。2024/07/04

kei-zu

24
映画秘宝の連載をまとめた洋泉社版から約20年ぶりの再読。新潮文庫から刊行された際に手を伸ばし損ね、今回の朝日文庫版は1,000円超えですよ。「ビデオドローム」は、渋谷の集会所のような映画館で見た思い出も懐かしい。「ロボコップ」は、4Kリマスターにクラウドファンディングし、「ブレードランナー」は、VHS、DVD、Blu-rayのメディアを購入済み(「2つで十分ですよ」とは言わない)。「あとがき」にあるように、本書で取り上げられた監督達のその後の作品の変遷も興味深い。2024/08/03

かしこ

4
80年代の有名映画、見たことのある作品もあるが、ここに書かれているほどグロくて滑稽だったっけ?でもめちゃめちゃ面白そう!見ないとだよ。 監督達、意外に原作ストーリーはどうでもよくて、自分の撮りたい画像に変質的にこだわる人が多いんだね。 監督達、若い頃は健気な妻に養われ、夢を叶えるために貧しい生活をしているが、映画が大ヒットしたら妻を捨てて、華やかな女と結婚するのがひどいよ。ポリコレとかない時代、悪い人間でいるのが当たり前で破壊的で面白い。2025/03/30

saladin

1
本著で取り上げられる80年代は小・中学生だったので、劇場に観に行ったのは『グレムリン』、『プラトーン』、『ロボコップ』の3本。それ以外は、TV放送かレンタルビデオで借りて観た。が、言われてみれば、当時の他の楽天的なハリウッド映画とは一線を画す作品たちだ。思い出したが、『プラトーン』は中学校の校外学習でわざわざ劇場まで行って観た。中学生にはなかなかな内容の作品だが、なんでだろう? 後日感想文を書かされたが、何を書いたか覚えていない。映画的記憶は体験記憶とセットというのは確かにそうなのだろうけれど。2025/03/27

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