出版社内容情報
80年代、保守的な能天気なハリウッド映画から締め出された映画作家たちは異様な映画を作っていた。『ブレードランナー』など8本の映画を取り上げ、膨大な資料と監督自身の言葉を手がかりに、作品が真に意味するものを読み解く。映画評論の金字塔を復刊!〈目次〉はじめに第1章 デヴィット・クローネンバーグ『ビデオドローム』 メディア・セックス革命第2章 ジョー・ダンテ『グレムリン』 テレビの国から来たアナーキスト第3章 ジェームズ・キャメロン『ターミネーター』 猛き聖母に捧ぐ第4章 テリー・ギリアム『未来世紀ブラジル』 1984年のドン・キホーテ第5章 オリヴァー・ストーン『プラトーン』 Lovely Fuckin' War!第6章 デヴィット・リンチ『ブルーベルベット』 スモール・タウンの乱歩第7章 ポール・ヴァーホーヴェン『ロボコップ』 パッション・オブ・アンチ・クライスト第8章 リドリー・スコット『ブレードランナー』 ポストモダンの荒野の決闘者おわりに参考文献・資料一覧
内容説明
今では第一線で活躍する名監督たちが、80年代の保守的で能天気なハリウッド映画に背を向けて作っていた狂気の傑作たち。膨大な資料と、監督へのインタビューから、監督の生い立ち、作品と当時の社会状況との関わり、映画が真に意味するところを読み解く。
目次
第1章 デヴィッド・クローネンバーグ『ビデオドローム』―メディア・セックス革命
第2章 ジョー・ダンテ『グレムリン』―テレビの国から来たアナーキスト
第3章 ジェームズ・キャメロン『ターミネーター』―猛き聖母に捧ぐ
第4章 テリー・ギリアム『未来世紀ブラジル』―1984年のドン・キホーテ
第5章 オリヴァー・ストーン『プラトーン』―Lovely Fuckin’War!
第6章 デヴィッド・リンチ『ブルーベルベット』―スモール・タウンの乱歩
第7章 ポール・ヴァーホーヴェン『ロボコップ』―パッション・オブ・アンチ・クライスト
第8章 リドリー・スコット『ブレードランナー』―ポストモダンの荒野の決闘者
著者等紹介
町山智浩[マチヤマトモヒロ]
1962年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒。映画評論家、ジャーナリスト。「宝島」「別冊宝島」などの編集を経て、洋泉社にて雑誌「映画秘宝」を創刊。現在、米カリフォルニア州バークレー在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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