朝日文庫<br> 生かさず、殺さず

個数:
電子版価格
¥880
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

朝日文庫
生かさず、殺さず

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年05月03日 15時00分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022651471
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

息もつかせぬストーリー展開で、認知症専門病棟の医師と看護師、家族の壮絶で笑うに笑えない本音を、現役の医師が描いた医療サスペンスの傑作。認知症の患者も、がんや糖尿病などさまざまな病気を患う。彼らをどのように治療すべきか。一般の患者なら、検査や治療に協力も得られるが、認知症の患者はスムーズにはいかない。認知症患者専門病棟「にんにん病棟」では、主人公の医長の三杉や看護師たちが、日々認知症相手ならではの奮闘を続けている。とりわけ看護師たちの苦労は並大抵ではない。治療が認知症患者に必要以上の苦痛をもたらすとき、いったい医師は、どのような治療を選択すればよいのか。そこにある葛藤と逡巡。在宅医療を知る医師でもある著者の既刊『老乱』『老父よ、帰れ』につぐ「認知症小説」の決定版。

内容説明

認知症専門病棟の医師・三杉のもとに、元同僚で鳴かず飛ばずの小説家・坂崎が現われ、三杉の過去をモデルに「認知症小説」の問題作を書こうと迫ってくる。医師と看護師、家族の壮絶で笑うに笑えない本音を、現役の医師が描いた医療サスペンスの傑作。

著者等紹介

久坂部羊[クサカベヨウ]
1955年大阪府生まれ。医師、作家。大阪大学医学部卒。20代で同人誌「VIKING」に参加。外務省の医務官として9年間海外で勤務した後、高齢者を対象とした在宅訪問診療に従事していた。2003年、老人の麻痺した四肢を切り落とす医師が登場する『廃用身』で作家デビュー。04年、『破裂』で大学病院の実態を克明に描き、超高齢社会の究極の解決法をさぐる医療小説で注目された。14年、『悪医』で第3回日本医療小説大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Lara

57
久坂部羊氏の作品、初。さすがに現役医師の現場描写、患者との遣り取りは、切迫感あり、リアリティが迫ってくる。がしかし、坂崎という医師もどきの迫り方は、ちょっと閉口。安っぽい。2025/01/28

まこみん

54
認知症専門病棟の医師、看護師側視点の日常。元外科医だった三杉は真面目でいい医師だと思う。元同僚の売れない小説家、坂崎に振り回され、過去の痛恨の念に苛まれる。又自分の非を絶対に認めない医師もいる。認知症の患者を無理に生かそうとするのも無理に死なそうとするのもよくない。その人にとって必要なことを過不足なくするのがほどよい医療。医師の久坂部さんならではの著書。2024/11/12

GAKU

32
認知症患者専門病棟の医長三杉を主人公とした物語。久坂部さんの描写は非常にリアリティがあり、認知症だけでも大変なのに、さらに癌や糖尿病の患者達の治療や看護は本当に大変だなと実感しました。著者の作品を読むといつも思うのですが、私自身は無駄な延命治療などせず、早く死んでいきたいです。2025/03/04

なっち

31
久々に一気読みした本。久坂部さんの本は読みやすいなぁ。認知症の人の治療…すごく大変そうですね。説明をわかっているのかわかっていないのか、家族の想いや事情なんかも。坂崎の曲者ぶりがすごかった。本当に主人公は人が良すぎる。2024/08/22

ドナ

8
認知症の患者専用病棟がが舞台。けど認知症は治療しない。病棟医長の三杉先生、看護師たちの奮戦記。正解のない医療の連続だね。ホイホイと読みやすいが認知症は周囲にはとても重い。2024/05/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21926526
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品