出版社内容情報
一介の草履とりから天下人に出世した豊臣秀吉。その秀吉に14歳で嫁いだ妻おねね。仲睦まじい夫婦だったが、地位があがるにつれ、秀吉の浮気の虫と権力欲が頭をもたげ、おねねを苦しめるのだった。戦国の女性を描いた傑作歴史小説。
内容説明
一介の草履とりから天下人に出世した豊臣秀吉。その秀吉に14歳で嫁いだ妻おねね。仲睦まじい夫婦だったが、本能寺の変以後、権力を握った秀吉の女性遍歴におねねは苦しめられる。最後まで庶民的な性格を失なわず、戦国の乱世を逞しく生き抜いた女性を描いた傑作歴史小説。
著者等紹介
永井路子[ナガイミチコ]
1925年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業。64年『炎環』で直木賞、82年『氷輪』で女流文学賞、84年菊池寛賞、88年『雲と風と』ほかで吉川英治文学賞、2009年『岩倉具視』で毎日芸術賞を受賞。23年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Y...
1
1981年に購入した講談社文庫から新しく購入。1981年大河ドラマおんな太閤記(秀吉の正室である北政所が主役)を見て興味が湧いて読んだ本です。本作や大河ドラマが無名だった北政所を有名にしたと私は思います。上巻は信長が斃れてから秀吉が活躍する一方で側室が増えていき困惑しながらも寧々の立場も変わっていく2024/01/20
りんふぁ
1
秀吉の正室ねねのお話。 ねね視点は面白そうと借りる。 結婚から天下人になるまでの上巻。 ねね側だと、戦から帰るたびに夫の立場が変わりそれに伴い自分の立場も勝手に変わっていく感じ。 なかなか面白い。2023/08/12
あるなし
0
年末の図書館で2023年に亡くなった作家のコーナーにあった。やっぱり面白い。2024/01/13