出版社内容情報
暗殺事件を主導しながらも愛人の自白で罪を免れた官房長官・鶴田翁助。一方、拘置所内での不審死に疑念を抱いた右京と亘は……。特命係が立ち塞がる巨大権力と渡り合う「復活」、陣川公平が高校時代からの親友であるカリスマゲームクリエイターの危機に立ち向かう「贈る言葉」、刺殺されたベストセラー作家の死の真相を解き明かす「マイルール」など、シーズン前半5編を収録。-------------------------------第一話 「復活」第二話 「贈る言葉」第三話 「光射す」第四話 「マイルール」第五話 「かわおとこ」-------------------------------
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
82
昨年テレビで放送されたシリーズ20の上巻です。私はテレビは見ないのでわかりませんが、テレビで放映された5回分(うち2回分は一昨年)の話が最初にあり楽しませてくれました。配役表が最後についてイメージしながら読むと楽しさが膨らみます。それにしてもここに出てくる官房長官はかなりなワルではなしとしては面白くしてくれています。他の作品ではベストセラー作家の死をめぐる物語が印象に残りました。それにしてもまたテレビでシリーズ21が始まったようですね。2022/10/17
二分五厘
21
『復活』「叩き潰せ!鶴田翁助を!完膚なきまでにだ!」ここまで甲斐さんに言わせる内閣官房長官。まぁ、ここ数シーズン好きなことやってくれてたし…今回でも面白そうな人を何人も殺ってくれちゃったからなぁ。そんな彼に退場への花道を作る回。小野田さんと比べて嬲るあたり、右京さんも人が悪い。『贈る言葉』あれ?陣川回なのにロマンスが無いぞ?『光射す』『マイルール』親の愛情(守るも攻めるも)が事件を動かし、前に進める。『かわおとこ』右京さん、今回も怪奇案件空振り。官房長の幽霊には会えたのに(笑)。2023/02/14
*
15
"この完全なフィクションが完結したとき、失われた事実があぶり出されるだろう"(P.247)2022/12/06
とみい
3
⭐️⭐️2023/10/17
Yoshie
3
テレビで見たはずのものも結構結末忘れてる2022/10/19
-
- 和書
- オンリー・フォワード