出版社内容情報
猫、病い、子育て、若さ、おばあさんになっていくこと……。絵本作家で名エッセイストでもあった著者が、還暦過ぎての日々をつづったエッセイを復刊。よくぞ言ってくれましたとうなずくこと間違いなし。新装版に際し、三浦しをん氏が解説を寄稿。
内容説明
「還暦過ぎたので、先が無くて忙しい」。日本の女老人、大事な友人や小説、孤独と子育て、自分らしく死ぬ自由。絵本作家であり名エッセイストでもあった著者が綴る日々のあれこれ。「よくぞいってくれました」と頷くこと間違いなし、不滅の名エッセイ。
目次
1(十文字の重箱;冬の桔梗;おのれ、見ておれ!; ほか)
2(ちりめんの思い出;鮨;食べて下さい残して下さい ほか)
3(葵文庫;隣に住みたい;エンドレスのバッハのように ほか)
著者等紹介
佐野洋子[サノヨウコ]
1938年中国、北京生まれ。絵本作家、エッセイスト。武蔵野美術大学デザイン科卒。67年、ベルリン造形大学においてリトグラフを学ぶ。2003年紫綬褒章受章、08年巌谷小波文芸賞受賞。10年、72歳で逝去。主な作品に『100万回生きたねこ』、『おじさんのかさ』『おばけサーカス』(共にサンケイ児童出版文化賞推薦)、『すーちゃんとねこ』、『わたしのぼうし』(講談社出版文化賞絵本賞)、『だってだってのおばあさん』、『ねえとうさん』(小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だったとき』(新美南吉児童文学賞)、『神も仏もありませぬ』(小林秀雄賞)、エッセイ、対談集も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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