朝日文庫<br> むらさきのスカートの女

個数:
電子版価格
¥650
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

朝日文庫
むらさきのスカートの女

  • ウェブストアに234冊在庫がございます。(2024年04月27日 00時22分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 216p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022650467
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導し……。ベストセラーとなった芥川賞受賞作。文庫化にあたって各紙誌に執筆した芥川賞受賞記念エッセイを全て収録。

内容説明

近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方のない“わたし”は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で働きだすように誘導し…。第161回芥川賞受賞作。文庫化にあたり受賞記念エッセイをすべて収録。

目次

むらさきのスカートの女
芥川賞受賞記念エッセイ

著者等紹介

今村夏子[イマムラナツコ]
1980年広島県生まれ。2010年「あたらしい娘」で太宰治賞を受賞。「こちらあみ子」と改題し、同作と新作中短編「ピクニック」を収めた『こちらあみ子』で11年に三島由紀夫賞、17年『あひる』で河合隼雄物語賞、『星の子』で野間文芸新人賞、19年『むらさきのスカートの女』で芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

312
オチへ向けての加速度、そう来ましたか( ¨̮ )。一見すると付録の様に見える『芥川賞受賞作記念エッセイ』集迄含めて本作と言う理解でokなのかな。以前より「むらさきのスカートの女ヤバい」「それより黄色いカーディガンの女の方がヤバい」と、漏れ伝わっておりました。どんなヤバさを持っているのかな(愉しみ)と、読み始めました。でも、スカートさんは言う程ヤバく無いですね。カーディガンさんは分かり易くヤバい。妄想が肥大化してまっとる。スカートさんを似た属性(下位カースト)と誤認して、ストーカー化しちまっているもんね。2023/09/22

absinthe

223
読み進めるうちにひやりと背筋が寒くなる。ちょっと跳んでる精神世界にすむ女性の話。信頼できない語り部が作った架空の人物だと思う。物語の中に散逸する怪しいエピソードの数々。原因をあえて書きたくないこと、つじつまを合わせたくないことを、あの女の存在でつじつまを合わせてしまっているのだが。その一方、その女の存在は現実とは思えない。それにしてもユーモラスな書き方が救い。人は世界観を作り上げて、その眼を通して解釈を作り上げる。それにしても面白い。2023/07/04

カピバラKS

205
●至ってシンプルな文章にもかかわらず、妖しい夢を見ているような世界に誘われる。●何が言いたいのかはワケワカメであった。読了感はTV版エヴァンゲリオンを観た後に近い。●むらさきのスカートの女はコミュ障気味のようだ。コミュ障が最低限度の社会生活を営むためには、元気な挨拶と一人でも友達を作ることが必要である。友達作りはハードルが高いように思えるが、ボッチだと思っていても、黄色いカーディガンの女のように友達になりたいと思っている人は意外といるものだ。至ってシンプルな感想を持つ。2023/11/03

やいっち

174
正直、読み出した冒頭から既に物語の…というより語り口に魅入られた。いろんな感想を読んでも面白かったという人と、つまらない、こんなのが芥川賞かという全く相反する評が。毀誉褒貶喧しい作品。  吾輩は面白かった。少なくとも既存の作家作品にない持ち味がある。そのテイストに合う人はファンになるだろう。2022/08/17

ふたし

162
ミステリー要素のある作品。紫のスカートの女は何者なのか。語り手は一体誰?(終わりの方で明かされる)。黄色いカーディガンの女は紫のスカートの女になってしまった?2022/09/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19730164
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。