朝日文庫<br> ディス・イズ・ザ・デイ

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朝日文庫
ディス・イズ・ザ・デイ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 408p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022650115
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「こういう話をしてるとさ、どんな気持ちでも生きていけるんじゃないかって思うよね」22のチーム、22の人生――サッカー国内2部リーグ22チームの22人のファンたちは、それぞれの思いを抱いて今季最終試合のザ・デイ、「その日」に向かう。職場の人間関係に悩む会社員、別々のチームを応援することになった家族、憧れの先輩に近づきたい男子高生、両親の離婚で十数年ぶりに再会した孫と祖母など、ごく普通の人たちのかけがえのない人生を、サッカーを通してエモーショナルに描き出した、一話完結の連作小説集。単行本刊行時、30近いメディアで多数書評掲載や紹介がなされるなど圧倒的な評価を得、また第6回サッカー本大賞を受賞した作品が、ついに待望の文庫化!装画:内巻敦子<単行本刊行時に掲載されたメディア(一部)>新聞:読売・朝日・日経・毎日・産経・赤旗・朝日中高生新聞・南海日日・京都新聞など雑誌:週刊現代・週刊文春・週刊朝日・SPA・日刊ゲンダイ・文學界・文藝・群像・小説新潮・女性自身・ダ・ヴィンチ・日経エンタテインメント!等々多数テレビ:めざましテレビなど <目次>第1話 三鷹を取り戻す/第2話 若松家ダービー/第3話 えりちゃんの復活/第4話 眼鏡の町の漂着/第5話 篠村兄弟の恩寵/第6話 龍宮の友達/第7話 権現様の弟、旅に出る/第8話 また夜が明けるまで/第9話 おばあちゃんの好きな選手/第10話 唱和する芝生/第11話 海が輝いている/エピローグ――昇格プレーオフ/あとがき <本書に登場する架空の22チーム>オスプレイ嵐山/CA富士山/泉大津ディアブロ/琵琶湖トルメンタス/三鷹ロスゲレロス/ネプタドーレ弘前/鯖江アザレアSC/倉敷FC/奈良FC/伊勢志摩ユナイテッド/熱海龍宮クラブ/白馬FC/遠野FC/ヴェーレ浜松/姫路FC/モルゲン土佐/松江04/松戸アデランテロ/川越シティ/桜島ヴァルカン/アドミラル呉/カングレーホ大林

内容説明

パワハラに悩む会社員、久々に再会した祖母と孫、先輩に近づきたい男子高生…各土地に根ざす架空のサッカーチーム22、そのファン22人のかけがえのない人生を、2部リーグ今季最終節の「その日」を通して描く。各紙誌で絶賛された連作小説。第6回サッカー本大賞受賞作。

著者等紹介

津村記久子[ツムラキクコ]
1978年大阪府生まれ。2005年『君は永遠にそいつらより若い』(受賞時タイトル「マンイーター」)で太宰治賞を受賞してデビュー。08年『ミュージック・ブレス・ユー!!』で野間文芸新人賞、09年「ポトスライムの舟」で芥川賞、11年『ワーカーズ・ダイジェスト』で織田作之助賞、13年「給水塔と亀」で川端康成文学賞、16年『この世にたやすい仕事はない』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、17年『浮遊霊ブラジル』で紫式部文学賞、19年『ディス・イズ・ザ・デイ』でサッカー本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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優希

62
架空のサッカーチームを応援するという物語に正直ついていけませんでした。ただ、かけがえのない「その日」がひとりひとりにあるということを見せてもらいました。2022/10/18

サンタマリア

43
面白かった。久しぶりにスポーツ観戦をしたくなった。時勢的にもそろそろできそう?2022/06/09

Nat

42
図書館本。このところ旅行本ばかり読んでいたが、久しぶりに物語の世界に浸りたくなって手に取った。架空のJ2チームのサポーターについての11の短編集。私も昔マリノスやベルマーレの試合を家族で見に行った時のことなどを思い出しながら、楽しく読んだ。22のチームの設定が詳細で、それぞれの人間模様も良かった。2024/04/06

たぬ

38
☆4 サッカーか。今ちょうどワールドカップやってるね。(見てない) 二部どころか誰が代表なのかすら知らないサッカー音痴ですが楽しかったです。サッカー以外ではなんの縁もない老若男女が一緒になって一喜一憂してて。こういう赤の他人同士による団結を感じさせるものに弱いんだよなあ私。川越の山吹×紫のユニを見た男子高校生が「あれさつまいもなんじゃ…?」と訝るシーンが私的にはハイライト。でも11話+αみんな良かったよ。2022/11/25

海燕

37
とてもよかった。サッカー2部リーグの架空の22チームが、今季の最終戦に臨む。それぞれの土地、老若男女のサポーターたちの「その日」を描いた11編。昇格、降格含みの闘いがあったり、贔屓の選手がいたり、家庭や仕事にちょっとした問題を抱えたりする中、皆スタジアムに足を運ぶ。劇的な展開はなく、試合は淡々と描かれる。サッカーの描写におよそ使われないような、穏やかでいて的確な表現でゲームや選手の動きを写し取っているのがすごい。スタジアムを通して人間を描く、機微を活写する。こんなに温かい物語を紡ぐ津村さんも素敵だ。2024/10/26

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