出版社内容情報
八歳で死去したとされる第七代将軍徳川家継。しかし、第八代将軍吉宗は家継暗殺のたくらみを知り、ひそかに城外へと逃していた! 継次郎と名を変えた家継は、葵の御紋が刻まれた刀を手に、吉宗の治世を脅かす悪を斬り捨てていく。書き下ろしシリーズ第1弾。
内容説明
八歳で逝去した第七代将軍徳川家継の骸が増上寺に納められてから二十年。その存在すら忘れられた世に、岡崎継次郎と名を変えた家継の姿があった。千代田城内で執拗に迫りくる暗殺の謀から逃れた彼は、葵の紋が彫られた名刀を手に、徳川の世を乱す悪漢どもに対峙する!
著者等紹介
吉田雄亮[ヨシダユウスケ]
1946年佐賀県生まれ。雑誌編集者を経てフリーライターに。ノンフィクション、コミック原作、実録小説を手がけ、映画化、テレビ化作品も多数。2002年「裏火盗罪科帖」シリーズでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
83
お隠れ将軍1作目 2019.05発行。字の大きさは…中。 8歳で死去した第7代将軍徳川家継が20年後、岡崎継次郎と名を変え悪を退治する物語です。 尾張徳川家は、家継を毒殺して8代将軍を狙ったが。それに気が付いた生母・天英院が、紀州徳川家の当主吉宗に助けを求め、8代将軍に吉宗を推す。紀州忍者の伊蔵は、家継を江戸城から連れ出します。成長した家継は、剣を一刀流の伊藤一刀斎景久に学び、御庭番の助けを借り尾張藩の悪事に立ち向かいます。🌿続く→2021/02/04
藤よい
2
幼くして逝去した七代将軍徳川家継が密かに生きていたら…。継次郎と名を変え、敵(尾張藩)と戦う話。継次郎を守る人々、特に伊蔵がカッコ良かったです。剣の師匠上泉、仙吉、中村も頼もしく、サクサクと悪を退治していくので、読みやすかったです。次巻も楽しみです。2021/08/07
さるお
1
書店で目をひかれ手に取った。このての題材は興味津々。一気読みしてしまった。2021/02/21
きらら
1
☆1.02019/08/25
いえのぶ
0
7代徳川将軍の家継は夭逝しておらず、江戸の町で生きていたという物語。ちょっと乱暴だけどテレビドラマ向きかなぁ。2022/09/13
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