出版社内容情報
【文学/日本文学小説】中央アジアに生息するはずのジゴクバチが都内で発見、その付近で見つかった腐乱遺体には無数の刺された痕があった。外来生物による連続殺人に特命係が挑む「ドグマ」、警視庁副総監襲撃事件と4年前の脅迫事件とのつながりに光を当てる「暗数」など6篇を収録。
碇 卯人[イカリ ウヒト]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Richard Thornburg
13
感想:★★★ 6篇の短篇で構成されています。 今回はのっけからワールドワイドを匂わせる展開があったり警察内部に内通者がいたりと、ストーリーはバラエティに富んでいながらもをコンパクトにまとめている感じです。 印象的だったのは「暗数」と「いわんや悪人をや」ですかね。 どちらも甲乙つけがたい感じなんですけど、個人的には「いわんや悪人をや」のほうですかね。 社美彌子つながりで張られていた伏線を結果はどうであれ見事に回収してます。 このまま「のらりくらり」と下巻へ。 2021/01/31
BIN
7
久々の陣川登場する「ダメージグッズ」が本巻の中では一番好み。えらく格好良くなった陣川さんでした(オールバック)。その次の「暗数」はつらい話。この世界の権力者はだいたいクズですな。最後で社課長話は終わりかな。ジゴクバチは架空の生物のようだ。2023/10/14
yasu7777
3
★★★☆☆2018/12/18
Takashi Tokairin
2
ここは落ち着いて社会性のある問題が絡んできています。2019/03/11
くらさん
2
相変わらず鋭い右京さん。因縁のあるあの人この人が出てくる今作も楽しく読み進める事ができた。ドラマも面白いけど、ノベライズにより右京さんのセリフに含まれる正義感や熱い思いがより強くなってる気がする2018/12/04
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