朝日文庫<br> バンダル・アード=ケナード―けぶる砦の向こうに

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朝日文庫
バンダル・アード=ケナード―けぶる砦の向こうに

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  • サイズ 文庫判/ページ数 318p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022648877
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

【文学/日本文学小説】実力派ファンタジー作家の人気シリーズが、朝日文庫から装い新たに始動! ニつの大国が争う中、若き隊長・シャリース率いる傭兵集団アード=ケナード隊は、まれなる戦闘力と統率力で一目おかれている。シャリースは砦攻めの最中、ある人物からの密命を帯びていた。書き下ろし新作。

駒崎優[コマサキユウ]
著・文・その他

内容説明

東西の大国、ガルヴォとエンレイズが長年にわたり敵対している。若き隊長ジア・シャリースが率いる傭兵部隊バンダル・アード=ケナードは優れた戦闘能力と統率力で名高い隊の一つだった。エンレイズ軍らと国境の砦攻めへ向かうシャリースはある人物からの密命を帯びていた。

著者等紹介

駒崎優[コマザキユウ]
埼玉県生まれ。作家。学習院大学文学部卒業。1998年、第5回ホワイトハート大賞“佳作”に入選した『闇の降りる庭』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダージリン

25
レーベルは変わりましたが、普通に続きで良かったです! ここから読んでも1話完結型だし、シャリースの魅力は変わりませんが(笑)、メンバーのことや今までの紆余曲折に興味が出れば、前シリーズをおすすめしたいですね♪2018/06/19

瀧ながれ

24
久しぶりだね、ジア・シャリース!判型は変わっても、変わらない頭脳と戦闘能力と仲間との絆を、ハラハラどきどきわくわくしながら見守りました。今回はしばらく離れてしまうけど、シャリース単独の行動も、隊長不在のバンダルの動きも、合流してからも、細かく打ち合わせなくても大きなひとつの獣の手足ように無駄なく的確に働いているのが、バンダル・アード=ケナードだなあ。そしてちょこちょこいい動きをしているエルディルと、シャリース不在に心中穏やかではなかったと思われるマドゥ=アリの沈黙がよかったです。メイスレイさんもお疲れ。2018/06/13

まいさん

16
続きが出て良かった!今回はシャリースが監禁されたり、傭兵達は敵国へ乗り込んだりとなかなかスリリングだった。女伯爵の手助けもあって、最後はちゃんと収まる所へ収まったので、ニヤリとして読了。2018/07/29

すがはら

12
レーベルが移ってシャリースがよりワイルドなイケメンになりました。今回は肝の座った若い女性2人の活躍に対してシャリースは押され気味な印象。シャリースはいつも女性の邪魔をすることも過度な手助けや口出しをすることもなく、まさに理想的。初めに民間人に呆気なく連れ去られて請け負った軍務に参加できず仲間に救出されるお茶目さも魅力です。バンダルの仲間たちとのやり取りが少なかったのが残念なので、次は仲間内の交流多めを期待します。2023/01/17

Kira

12
久しぶりに読んだバンダルの物語。このシリーズは、ほんとにハズレが全くない。今回も面白くて大満足。女性があまり出てこないシリーズだが、今作では伯爵令嬢の大胆さが光っていた。ただ一つ残念なのは、気に入っているテレス隊長が出てこなかったこと。シリーズ再読を再開しようと思う。2022/05/29

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