朝日文庫<br> 銀の街から

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朝日文庫
銀の街から

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  • サイズ 文庫判/ページ数 376p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022648808
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

震えるような緊張と興奮、最高の幸福感、魔術的な一瞬──映画は私たちを思いがけないほど遠くへと連れて行く。朝日新聞で15年続いた、映画評からはじまる名エッセイ二分冊のうちの一冊。2007~14年までの連載の後半90篇を収載。

内容説明

映画評から始まるエッセイ集・後編。『カールじいさんの空飛ぶ家』『ブラック・スワン』『風立ちぬ』などの作品に何を思い、読み取ったのか、独自の深い解釈と思索を端正な文章で綴る。読めば映画が観たくなること必至。新たにたっぷりと文庫版あとがきを加える。

目次

その泣き声がすべてを変える―『ツォツィ』
なぜ彼女だったのか?―『バベル』
「オタク」が作り出す理想郷―『キサラギ』
陽の明るさと月の昏さと―『ボルベール“帰郷”』
夢のような場所の夢のような時間―『天然コケッコー』
愚かにも美しく―『キャンディ』
ほんとうのママという幻を追って―『この道は母へとつづく』
「生みの父」を殺す旅―『ボーン・アルティメイタム』
砂漠に白鳥が舞い降りた―『迷子の警察音楽隊』
少女の決断―『ぜんぶ、フィデルのせい』〔ほか〕

著者等紹介

沢木耕太郎[サワキコウタロウ]
1947年東京生まれ。作家。79年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、82年『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、85年『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞、93年『深夜特急』三部作でJTB紀行文学賞、2006年に『凍』で講談社ノンフィクション賞、14年に『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

踊る猫

27
今となっては忘れ去られた、マイナーな作品の批評が目立つ。話題作をミーハーに追い掛けず、自分の目で観た・体験した作品と向き合い語る沢木の姿勢は実にストイック。それは認める。ただ、語りにおいてどの映画も同じテンションで論じている弊害が出ているようにも思う。金太郎飴的なのだ。映画に狂った自分、もしくは感激した自分をもっと出しても良いのではないかと思われてならない。ただ、その冷静さこそが沢木的というか「ジャーナリズム」であると評価することももちろん出来る。そのあたり痛し痒し。文章が普遍的な内容を含むので強度はある2020/01/18

DEE

9
朝日新聞に連載されていた映画評を単行本にまとめたものの文庫版。 いくつか気になる作品があったので観てみようかと。 沢木耕太郎の映画評はスッキリしていて読んでいて気持ちいい。2019/03/23

まさ☆( ^ω^ )♬

7
Kindle版。映画館に行きたくなるエッセイ集。観てない映画、特にマイナーな映画は一度観てみたいと思わせてくれます。巻末の、淀川長治さんとのエピソードが良いですね。2020/04/10

Inzaghico

5
イラン映画の『別離』、『彼女が消えた浜辺』、インド映画『スラムドッグ$ミリオネア』、『きっと、うまくいく』、『恋する輪廻』、『めぐり逢わせのお弁当』など、欧米以外の映画も多い印象だ。にテヘランの中流家庭の夫婦の出来事を描いている『別離』はずっと気になっていた。『めぐり逢わせ~』では、エンディングの解釈が我が家では真っ二つに分かれていたのだが、沢木はわたしのように希望を含ませた終わり方という見方をしているようで、意を強くした。2018/05/29

まちゅたけ

2
映画館に足を運びたくなる。世の中にヒット作以外にも自分の今にあった作品がたくさんあるんだろうなあ。2019/08/13

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