出版社内容情報
俳優・向井理の祖母の半生を映像化した珠玉のラブストーリーを完全ノベライズ! 曲がったことが大嫌いで損ばかりしている夫・吾郎、そんな不器用な夫を一途に愛する楽天家の妻・朋子。戦後の混乱期から激動の昭和を貧しくも懸命に生きた夫婦の愛の物語。
内容説明
俳優・向井理の祖母の半生を映像化した珠玉のラブストーリーを完全ノベライズ。脳梗塞で入院した祖母・朋子の頼みで、手記をパソコンで入力することになった大学生の理。そこに綴られていたのは、今まで知ることのなかった祖父母の波乱の歴史と家族への深い愛情だった。
著者等紹介
山本むつみ[ヤマモトムツミ]
北海道生まれ。脚本家。出版社勤務を経て、2004年『御宿かわせみ 第二章』でテレビドラマの脚本家デビュー
五十嵐佳子[イガラシケイコ]
山形県生まれ。フリーライター。女性誌を中心に幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KF
12
とても良かった。家族が一緒に居られればそれで幸せ。言葉が上手く見つからないけどそういうこと。2018/08/17
Hiromix
6
野際さん遺作の映画。向井理のおばあちゃんの自伝をもとにしたおはなし。ビンボーでも前向きな明るい夫婦だったんだろうな。若くして亡くなった、おじいちゃん役を自分でってのが話題になってたな。結局見に行けなかったけど。2017/07/10
Ayakankoku
3
俳優である向井理さんのお祖母様の半生を描いた作品。戦中・戦後という時代に生きる家族を描いた物語。辛くても、家族で一緒に居られる幸せ、愛し愛される幸せ、そういったものを感じた。不器用でも貧しくても、愛には変えられないなと実感。映画も見てみたい!2018/07/03
りょう
3
向井さんって、骨のある俳優さんなんだ。この映画化を実現させたんだー。すごいなあ。ただのイケメン君じゃないんだあ。2017/08/27
aki
3
どんなに辛い暮らしでも、人生がままならなくても 自分にとっての幸せが暮らしの中にあれば、 それは幸せな人生だった それって最高の人生じゃないですか2017/05/30