朝日文庫<br> 徳川吉宗の機密書―書物奉行、江戸を奔る!

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朝日文庫
徳川吉宗の機密書―書物奉行、江戸を奔る!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 226p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022648112
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

旗本の篠山辰之丞は、幕府所蔵の書物を管理し守る書物奉行。裏の役目は田沼意次の密偵だ。近頃、吉宗に仕えていた元幕臣が謎の天狗面の男に殺害される事件が江戸を騒がせていた。意次の命を受け、辰之丞は吉宗にかかわる出来事を探るが……。

内容説明

篠山辰之丞は幕府所蔵の書物を譲る書物奉行。裏では田沼意次の密偵として働いている。意次の命令で、老旗本が相次ぎ斬り殺される事件を調べるうち、辰之丞は謎の天狗面の男にいきあたる。かつて「白」という名の凄腕の凶手だった天狗面の男の正体に、辰之丞は覚えがあり…。

著者等紹介

福原俊彦[フクハラトシヒコ]
1977年東京都生まれ。榎本秋の筆名で歴史解説書や新書、評論を多数手がけ、2014年には福原俊彦の筆名で初の時代小説『裏門切手番頭秘抄(一)青雲ノ閃』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

onasu

9
亡父が九代家重公の密偵で、主人公は田沼の密偵、でもって主題は八代吉宗公の密偵、てまあまあまあ…。  でも、なんで主題の爺さんらが殺されねばならなかったのか。理由は描かれているんだけど、なんだかなあ。  とか言いながら、もう3作目。でも、今回は殺陣のシーンが物足りなかった。  書物奉行で、スイッチが入ると延々と知識を語り出す、て性格はおもしろいので、もっと頁を割いてもらいたい。折角なんで、珍書紹介なんてのも。ついでに進展しそうな恋愛ネタも挟んで。  蘊蓄好きには、結構ツボなところもあり、続編も適当にご期待。2016/05/30

じお

8
★★★☆☆ 隠居した老人旗本が次々に殺される事件を田沼に命じられ探る事になる辰之丞、その裏にはあの男の影が、俺たちの戦いはこれからだの時代小説シリーズ第3巻。今巻は天狗仮面ことあの男との対決がメイン、旗から見るとかなりめんどくさい性質だがこういう男の剣士としての執念は結構好きなので中々楽しめた。次巻も楽しみにしたい、と言いたかったが現状続刊してないのでどうやら打ち切りっぽいので残念。やはりライト過ぎたのかなー私は読みやすくて好きだったのですが2019/02/11

ちばっち

5
うじうじ悩む事が多かった辰之丞ですがお豊さんの言葉をきっかけに色々な事が前に進み始めました。最後にアノ人も再登場してこの先が気になります。認めたくなかっただけで白の正体に気づいていたんですね。それすら気づかないで大丈夫か?と心配していたのですが取り越し苦労でした(笑)ついに一橋のボスもちょこっと登場し、直接対決に向かって進んでいくのかしら?しかし意次とそこまで信頼関係を築けていないのでいま暫くは続く感じかな?お父さんと久慈方の対決の様子を番外編で載せて欲しいです。文二郎との幼少期の話も読んでみたいです。2017/02/04

蕭白

4
シリーズ3作目。続きがありそうなエンディングでしたが・・・。2018/07/24

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