出版社内容情報
旗本の篠山辰之丞は、幕府所蔵の書物を管理し守る書物奉行。裏の役目は田沼意次の密偵だ。近頃、吉宗に仕えていた元幕臣が謎の天狗面の男に殺害される事件が江戸を騒がせていた。意次の命を受け、辰之丞は吉宗にかかわる出来事を探るが……。
内容説明
篠山辰之丞は幕府所蔵の書物を譲る書物奉行。裏では田沼意次の密偵として働いている。意次の命令で、老旗本が相次ぎ斬り殺される事件を調べるうち、辰之丞は謎の天狗面の男にいきあたる。かつて「白」という名の凄腕の凶手だった天狗面の男の正体に、辰之丞は覚えがあり…。
著者等紹介
福原俊彦[フクハラトシヒコ]
1977年東京都生まれ。榎本秋の筆名で歴史解説書や新書、評論を多数手がけ、2014年には福原俊彦の筆名で初の時代小説『裏門切手番頭秘抄(一)青雲ノ閃』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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