朝日文庫<br> 行人坂大火の策謀―書物奉行、江戸を奔る!

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朝日文庫
行人坂大火の策謀―書物奉行、江戸を奔る!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022648044
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

【文学/日本文学小説】旗本の篠山辰之丞は、幕府所蔵の書物を管理し守る書物奉行。そして裏の顔は、田沼意次の密偵だった。辰之丞は江戸市中を襲った行人坂の大火に付け火の疑いがあると知り、さっそく下手人を追うことにするが……。好評、若き旗本の青春活劇第2弾!

内容説明

幕府所蔵の書物を管理し護る、若き書物奉行・篠山辰之丞の裏の役目は田沼意次の密偵。目黒行人坂を火元とする大火事に江戸中が巻き込まれ、付け火が原因との噂も流れる。辰之丞は、友人の文二郎や火付盗賊改方・長谷川平蔵の助けも借りながら、下手人探しを始めるが…。

著者等紹介

福原俊彦[フクハラトシヒコ]
1977年東京都生まれ。榎本秋の筆名で歴史解説書や新書、評論を多数手がけ、2014年には福原俊彦の筆名で初の時代小説『裏門切手番頭秘抄(1) 青雲ノ閃』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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onasu

17
田沼意次により書物奉行に抜擢された篠山辰之丞の第二弾は、明和(目黒行人坂)の大火の下手人を追う。  この期で火事と言えばの長谷川平蔵も出てくるし、意次、一橋家、上野安中藩の板倉家との腹の探り合い、平賀源内、杉田玄白といった文人との交流、はたまた辰之丞の亡き父親の知られざる顔なども絡んで、内容としては盛り沢山。  剣や色恋もあって、時代小説の要素に不足はないけれど、小説としては前作と同様やや平板か。構成はしっかりしているし、歴史ネタも拾えるので、既刊の続編も、またそのうちに。2016/04/12

ちばっち

7
“白”の正体に気づかなかったんですかね!?というのが一番の感想です。だって直接話までしたのに!田沼意次の食えなさ加減に若干イラつきを感じながらも長谷川平蔵や老中と渡り合っていく辰之丞の成長が嬉しかったです。良い人達に囲まれてこれからどう成長していくのか楽しみです。2017/01/10

じお

6
★★★☆☆ 江戸で大火事が起こり、その裏には幕僚の影が?戸惑いながらも辰之丞は調査を開始する、書物奉行シリーズ第2巻。前巻同様読みやすく面白い。まさかの超有名キャラ長谷川平蔵登場だが、チョイ役過ぎて特にインパクトが無かったり、この作品他にもビッグネームを前巻から大盤振る舞いしてますが、何というかそんなに生かしている感じしなく、贅沢というより無駄遣い感少しあるかなー。主人公の葛藤が前巻とあまり変わらない感じなのはアレだがしっかり成長が見られるのは良かった。天狗仮面はやり過ぎて漫画どころかギャグだと思う。2019/02/10

蕭白

6
前作に比べると・・・でしたが、二作目らしく、人間関係に進展がみられると同時に登場人物にも厚みがでたように思いました。2016/05/07

蕭白

4
久しぶりに読んだので、新鮮でした。素直な気性の主人公が微笑ましく思えました。新刊が出ているようなので、楽しみにしたいです。2018/07/04

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