朝日文庫<br> 役にたたない日々

個数:
電子版価格
¥610
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

朝日文庫
役にたたない日々

  • 佐野 洋子【著】
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • 朝日新聞出版(2010/12発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 25pt
  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年07月17日 10時06分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022645883
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

料理をし、麻雀をし、韓流ドラマに身を焦がす。病に慄き、自分のバアさんっぷりに愕然とし、それでも身近なものから天下国家までをとことん憂えて怒り狂う。淡々と豪快に生きる老境の日々を綴る超痛快エッセイ。人生を巡る名言、ゴロゴロ転がってます。

著者等紹介

佐野洋子[サノヨウコ]
1938年北京生まれ。絵本作家、エッセイスト。武蔵野美術大学デザイン科卒。71年『やぎさんのひっこし』で絵本作家デビュー。2003年紫綬褒章受章、04年『神も仏もありませぬ』で小林秀雄賞受賞。10年11月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chimako

89
韓流ドラマにはまった日々。笑えた笑えた。母と同じではないか!春川のナミソム行きましたよ。母は涙を流してた。で、オプションツアーのマイクロバスで一緒になったおばあさんと手なんかつないじゃって。ヨン様の力は偉大でした。他人には役にたたない日々も自分にとっては陶酔の毎日。後で思うと「なんであんなに熱狂したのかわからない」のだけれど。麻雀の日々も良いなぁ。キライな女はバッサリ切って、こんな風に言われたら立つ瀬ないわ~ 読んでるこちらは面白いけど。決して上品とは言えないけれど粗野でも卑しくもない。洋子さん好きです。2016/06/16

ゆきち

85
〈一万円選書③〉2019年に当選…なんとまだ3冊目…積読は大切にし過ぎる性分?いわた店長さんに、エッセイは苦手だとお伝えしましたら、半分がエッセイの選書でした。これがまた素晴らしい!本書もとても良かった。佐野さんってこんなお方だったの?とびっくり!確かに役にたたない日々を綴られているはずなのに元気になれる。朝起きて、足でカーテンを開けてみた…まだイケる!韓流にものすごく嵌って観漁った。タバコが吸いたくて乳がんの手術後に近所の家に帰ってスパスパ吸った!癌だとわかって10年の鬱が治った…。佐野さん面白いお方!2021/04/20

tu-bo@散歩カメラ修行中

47
久々の佐野洋子さんのエッセイ。伝法な、佐野さんの独特の口語調文体で、老化、世情の変化、病気のこと、友達、家族のことが綴られている。独特のリズムのある文体は、ある種の諦観を持って迫ってくるし、佐野さんの声が聞こえてくるような錯覚を覚える。良くも悪くも一寸の迷いのない物言いは、相変わらず、清々しい。やはり、佐野洋子は、傑物だったなぁと思います。<(_ _)>2017/06/18

ito

41
佐野洋子さんの晩年の独り言。最終章に向かって、キレ味がどんどん鋭くなってゆく。病気との闘いの日々かと思ったら、そんな悲惨さはなく自由そのもの。だけど老いることは切なくて淋しくて悲しい。生きることの本質をズバッと言いきる至言の数々。それにしても、佐野さんはよく怒っている。復興大臣や電車で怒っている高齢の方を想い出した。その年齢になったら怒ることはやめられないのかもしれないな、と思いながら読んだ。2017/05/05

ホークス

37
佐野洋子さんが晩年7年間に感じたことが書かれている。次第に死に対する意識が強くなっていくのだが、不思議と暗さがないというか、身の回りの諸々に怒ったり嘆いたり忙しい。実際そういうものかもしれないが、過去や見栄に影響される自分を意外と覚めた目で見ている。長い年月を生きること自体が重い荷物であると同時に、慰めでもあることを感じた。突然韓流ドラマにハマって連日見続けた後、同じく突然見なくなってしまうエピソードが出てくる。理屈では割り切れない魅力が語られるのだが、人間の普遍的な病理に迫っている様で興味深かった。2016/01/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1449941
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品