内容説明
“神の手”を持つ竜崎は、瀕死の沢村を手で触れただけで治す瞬間をテレビで報道させ、その力を全国に知らしめた。しかし、それは人間にとって後戻りできない狂気の歴史の始まりだった。そして、彼の暴走を前に“悪魔の手”を持つ碧井が立ちはだかる!同名人気ドラマを完全ノベライズ。
著者等紹介
小林雄次[コバヤシユウジ]
1979年生まれ。長野県出身。脚本家。代表作に『ULTRASEVEN X』『牙狼“GARO”』『監査法人』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ばくちく
1
触れただけで人を殺せる男と触れただけでどんな病気や怪我を治せる男が交錯し、対峙する哀しい物語。その二人より怖いのはただの人間たちだったけど、その二人より強くて優しくて救ってくれたのもただの人間たちでした。2022/08/30
ゆみ
1
面白かったんだけど、ドラマを知っているからかも。役者さんの力ってすごいなぁ。小説だと碧井先生がかなりへたれな気が。。。 教会爆破事件も映像にするとかなり迫力あったし。 小説は好きだけど、改めてドラマはすごいと痛感した作品。 やっぱ亮ちゃんの演技は好きだな(笑)2011/01/04
栗山いなり
0
これ上下巻の下巻だったとは2017/08/23
水蓮
0
神の章よりおもしろい。竜崎が一番人間。公安の沢村って私の中じゃ佐々木蔵之介さんより沢村一樹さんのイメージ。もう一回ドラマ見たい2015/09/29
叶
0
ある意味ハッピーエンド。能力がなくなったのなら、兄弟仲良く暮らしたらいいのになぁって思うんだけど、この終わり方のがベストか。 竜崎の苦悩が読んでて辛くなってきた。2013/09/11