朝日文庫<br> 街道をゆく〈21〉神戸・横浜散歩、芸備の道 (新装版)

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朝日文庫
街道をゆく〈21〉神戸・横浜散歩、芸備の道 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 287,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022644749
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0193

内容説明

広島から根の谷川・江の川に沿って、毛利氏の本貫などをゆく「芸備の道」。「安芸門徒」とその地名を冠されるまでに一向宗の盛んな土地にあって門徒を先鋭化させることなく、むしろ取り込んでいった元就の器量を思う。「神戸散歩」「横浜散歩」では二大港都を相次いで歩く。神戸のあっけらかんとした明るさと、旧幕時代以来の歴史が横浜に含ませる苦味を、鮮やかに浮かび上がらせた。大きな活字で装いも新たに、新装文庫版。

目次

芸備の道(安芸門徒;三業惑乱;川と里;町役場;元就の枯骨;猿掛城の女人;西浦の里;高林坊;三次へ;水辺の民;岩脇古墳;鉄穴流し;鳳源寺)
神戸散歩(居留地;布引の水;生田川;陳徳仁氏の館長室;西洋佳人の墓;青丘文庫)
横浜散歩(吉田橋のほとり;語学所跡;海と煉瓦;路傍の大砲;光と影)

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923年、大阪府生まれ。大阪外事専門学校(現・大阪大学外国語学部)蒙古科卒業。60年、『梟の城』で直木賞受賞。75年、芸術院恩賜賞受賞。93年、文化勲章受章。96年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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chantal(シャンタール)

82
大好きな広島、芸備の道と横浜散歩が一緒になった、素晴らしい組み合わせの街道を歩く幸せ。田舎の島根県と山を挟んで隣り合う三次は馴染みのある地名だったが、実はどんな場所かはよく理解していなかった。多くの古墳があり、霧深い盆地であり、しかし多くの水は江の川を下って北の島根県へ行ってしまうとか?製鉄集団タタラ衆の足跡や毛利元就の功績、もう一度ちゃんと中国地方の歴史を学びたい。私たち日本人は水辺の民、横浜や神戸のおしゃれな異人館はなぜ山手にあるのか、思わず膝を打つ。横浜散歩では懐かしい地名や風景に思わず涙?2018/08/08

さつき

72
神戸・横浜散歩と芸備の道の三編。表紙は横浜ですが芸備の道の方が港町二編を合わせたよりも分量も内容も濃く感じました。幕末に開港した港町の共通点、相違点を並べて読むのも面白かったけど、安芸門徒の話しから浄土真宗の教義に広がっていくくだりは、さすが。毛利元就の幼少時のエピソードも面白かったですし、古墳を見ながら製鉄民に思いを馳せる散歩は私もしてみたいです。2021/02/15

Book & Travel

24
安芸吉田を中心とした芸備地方の旅と、神戸・横浜の旧居留地等の散歩から成る。神戸、横浜はどちらも個人的によく知る町なので、それぞれの特徴が比較でき面白かった。特に開港から間もない明治時代の神戸の大らかな気風が、居住していた外国人のエピソードから描かれるのは興味深かった。好意的に書かれるところが出てくると、故郷だけに嬉しい。芸備の道は、吉田から勢力を広げた毛利元就の話が興味深い。大大名ながらこれまで知らなかったことが多い。他に安芸門徒から浄土真宗の話、先祖にゆかりがある高杉晋作、タタラ製鉄の話など話題満載。2015/11/23

はちこう

14
前半は広島を訪れ毛利家のルーツを巡る旅、後半は幕末の開港後に発展した神戸と横浜の旅。毛利家のルーツや元就という人物の幼少期の話しなど興味深い内容だった。その毛利家や高杉家の先祖が後々の戦国時代や幕末、そして明治維新を経て現在の国家の形成に多大な影響を与え、バトンを引き継いだ新政府がこれらの港を活用し近代日本の礎を築いていくという、日本の壮大な歴史の原点や背景に触れたような気持ちになる内容だった。歴史は結果より、そこに至る背景の中に多くの学びがあるような気がする。2023/11/10

まさにい

12
再読。芸備の道の項で、仏教についての話が詳しく書かれていた。一向宗の本質が分からないと、この項は理解できないのだが、判り易く書いてあり参考になる。毛利元就について、幼少の頃のことが書いてあり大大名になる人たちは幼少の頃の苦労がみな同じであるような気がした。毛利元就についてはもう少し何かの本で読んでみたいなぁ。神戸・横浜については、比較しながら書いてあり、これも面白い。横浜関内の住民の感覚が、東京の下町の人たちと似ていて面白かった。2022/01/18

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