朝日文庫<br> 街道をゆく〈13〉壱岐・対馬の道 (新装版)

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朝日文庫
街道をゆく〈13〉壱岐・対馬の道 (新装版)

  • 司馬 遼太郎【著】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 朝日新聞出版(2008/11発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 274,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022644596
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0193

内容説明

急死した旧い友人の故郷、対馬への旅を思い立つ著者。船酔いに耐えつつたどり着いたその対馬は壱岐とともに、古来、日本列島と朝鮮半島の中継点でありつづけた地。海峡往還のなかでこの両島を通り過ぎた、あるいは数奇にもこの地で土に還った、有名無名の人々の人生を思う。政治情勢が帰ることを拒む故国の山影を見いだすため、波涛のかなたに目を凝らす在日朝鮮人の同行者の姿も胸を打つ。

目次

対馬の人
壱岐の卜部
唐人神
宅麿のこと
壱岐の田原
郷ノ浦
豆腐譚
曾良の墓
曾祖父の流刑地
神皇寺跡の秘仏
風濤
志賀の荒雄
厳原
国昌寺
対馬の“所属”
雨森芳洲
告身
溺谷
祭天の古俗
巨済島
山ぶどう
佐護の野
赤い米
千俵蒔山
佐須奈の浦

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923年、大阪府生まれ。大阪外事専門学校(現・大阪大学外国語学部)蒙古科卒業。60年、『梟の城』で直木賞受賞。75年、芸術院恩賜賞受賞。93年、文化勲章受章。96年、死去。主な作品に『国盗り物語』(菊池寛賞)、『世に棲む日日』(吉川英治文学賞)、『ひとびとの跫音』(読売文学賞)、『韃靼疾風録』(大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むーちゃん

123
五島列島の旅行中読了。昨年ちょうど壱岐に行きました。そして来年は対馬に行く予定。 韓国に一番近くでありながら対馬特有の文化を残していること、そして壱岐と対馬が対照的であまり友好的でないことは興味深かった。 2019/10/30

Book & Travel

54
古代から日本と朝鮮半島との中継点であった壱岐・対馬。鄙びた島の旅情と古神道の面影が残る独特な歴史が印象深く、また昨今混迷窮まる日韓(日朝)両国の交流史が掴める巻でもある。壱岐で没した河合曾良や対馬藩の儒学者・雨森芳洲などの歴史話も興味深いが、壱岐で出会う青年や、司馬さんが墓参する対馬出身の友人の話も心に響くものがあった。国家としての日朝関係史は複雑で、古代から絶望的に噛み合っていない様にも見える。「隣国との関係は互いに堂々たる他人であることが結局真の親善につながる」という文が的を射ているように感じられた。2019/08/28

kawa

34
壱岐・対馬編。①絶海の孤島同士、「ずるかですよ」「バカだといいます」と仲がよくない。それは農耕文化と漁村文化の違いからきているという。②飛鳥時代の都の神祈官(卜占《ぼくせん≫・当時の最先端の科学技術である獣骨の焼き模様による占い)の大部分は両島出身者、朝鮮半島・中国からの最新情報がいち早くもたらされたことが理由で、これらにより日本神道が成立③倭寇として朝鮮沿岸を荒らした対馬人、その懐柔として対馬・宗氏への米や朝鮮官職の賦与、④朝鮮通信使と外交担当者・雨森芳洲の丁々発止、など興味深い初知り事項が多数。 2020/04/23

koji

26
街道をゆく17冊目。このシリーズのレビューはいつも悩みますが、この巻はとりわけ「あれも書きたい、これも書きたい。」が多く、更新後に全面書き換えしました。前のレビューのナイスの人御免なさい。本巻の主題は、古代から現代に続く日本と朝鮮の関係の根っこを考え語ること。古代における朝鮮人の渡来、倭寇と李氏朝鮮の舞台となる壱岐対馬の紀行です。印象的なことを2つ。①人との出会い。特に壱岐の須藤資隆さんとラストに登場する対馬佐須浦の食堂の老女将。なお須藤さんの10年前のご様子はyoutubeでも見れますよ。②はコメントへ2025/05/04

藤瀬こうたろー

24
今回は一風変わって、司馬さんが戦後、一時期勤めた小さい新聞社で出会った年上の先輩、青木幸次郎さんの述懐から始まる。この先輩、根っからの職人気質で他人を寄せ付けず、何でも一人で編集の仕事をやり、一人で急死するに至る。この先輩の故郷が対馬であるといった塩梅。壱岐人と対馬人の気質の違いも面白くて特に対馬のけっこうな荒っぽさに面食らう一行が面白い。昭和19年生まれの人が若者と表現されていたり、司馬さんが人口増加を心配していたりと時代を感じる。李承晩が対馬は韓国領土という談話を発表した話は今も通じるものがあるなあ。2025/05/05

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