内容説明
「極楽」は「幸福」のようにキリのない欲望なのではなく、ちゃんと誰もが辿りつける心と体の状態のこと。しかもそれは、生きていてこそ実現できるのである―(著者)。せっかくの人生、「楽」の境地にあるべし!芥川賞作家にして現役僧侶が送る、もう一つ深い人生相談。
目次
人間関係に悩んだら
ウソについて
自分自身と向き合う
体は言葉に従うというセオリー
二者択一で迷ったら
反省するより輝くことが大切
聴くことの功徳
笑いの力―桃的人生とは?
働きながら疲れをとってしまう日本人
神さま仏さま
「死」について
時間に救われるということ
「泣く」ということ
男と女の間
子供と大人
老いてから生まれる輝き
幸と不幸
ご縁
生きていく意味
著者等紹介
玄侑宗久[ゲンユウソウキュウ]
1956年、福島県三春町生まれ、慶応義塾大学中国文学科卒。さまざまな仕事を経験した後、京都、天龍寺専門道場にて修行。87年に臨済宗妙心寺派、福聚寺副住職となる。僧職のかたわら、小説を執筆、デビュー作『水の舳先』が芥川賞候補作となり、2001年『中陰の花』で同賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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