内容説明
東京都荒川区の超高層マンションで起きた凄惨な殺人事件。殺されたのは「誰」で「誰」が殺人者だったのか。そもそも事件はなぜ起こったのか。事件の前には何があり、後には何が残ったのか。ノンフィクションの手法を使って心の闇を抉る宮部みゆきの最高傑作がついに文庫化。
著者等紹介
宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年東京生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール読物推理小説新人賞受賞。89年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞受賞。92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞受賞。同年『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞受賞。93年『火車』で山本周五郎賞受賞。97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞受賞。99年本書で直木三十五賞受賞
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