内容説明
「週日朝日」で大人気連載中、抱腹絶倒エッセイ「小耳にはさもう」の文庫化第4弾。確実にステータスアップだ工藤静香、養子になるのか滝沢秀明、舌好調ピーコ、キャスター(?)長嶋一茂などなど、テレビ界65人のあの発言、この発言の裏のウラをえぐり出し、おなじみ辛口批評が冴え渡る。
目次
イヌの章(小倉智昭;かたせ梨乃;秋野暢子;タモリ ほか)
ネコの章(西村知美;川島なお美;山田邦子;ヒロミ ほか)
パンダの章(前田忠明;ヒロミ;酒井政利;中山秀征 ほか)
著者等紹介
ナンシー関[ナンシーセキ]
1962年青森県生まれ。消しゴム版画家、コラムニスト。著書に『小耳にはさもう』『聞いて極楽』『聞く猿』『秘宝耳』(朝日新聞社)、『冷暗所保管―テレビ消灯時間4』(文芸春秋)、『何がどうして』(世界文化社)などがある
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感想・レビュー
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あなた
3
私ももう年なんだろうか。一度読んだ本をいまこうして購入してしまっている。そうしてさらに途中まで読了したことさえ忘れていた。8月である。わたしは、かわろうとしている。夏なのだ2009/08/10
ルンルン
1
「耳」シリーズは、芸能人が発言した一言をとりあげているのですが、とりあげる発言のセンスが良すぎます。おもしろいです。2017/07/08
笑える本を読も男!
1
この「耳部長」が連載された時代(97~99年)、特に癇に障るほど活躍していたのは、佐藤藍子とヒロミだろう。今では2人とも根元からぼっきりと翼がもげてしまっているけど、確かに世紀末によく見かけた2人な気がする。 2012/09/02
samehada13
0
読み終わった日:2001年
コノヒト
0
1997年から1999年のテレビ界批評。テレビは時代を映す鏡ということで言えば、この本は90年代末の時代の空気が見事に書き出されてあるわけで、当時を知る者にとっては、再販されないのがもったいないと思った。2015/12/01