朝日選書<br> 村上春樹で出会うこころ

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朝日選書
村上春樹で出会うこころ

  • 河合 俊雄【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 朝日新聞出版(2025/02発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022631381
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0395

出版社内容情報

出会いとは何か。そこでは何が生まれているのだろうか。村上春樹の短編集『一人称単数』を中心に、臨床心理学者が各作品を一つの夢のように読み解きながら、出会いの本質にスリリングに迫る。初期の村上作品では「出会い損ね」が描かれていたが、『一人称単数』では人と人との出会いが見事に生まれている。そこにはデタッチメント(孤立)からコミットメント(関与)への変化も見られる。このような出会いについて、心理療法の手法も応用しながら「どのようにして出会いは可能になるのか」を解き明かす試みが本書である。出会いにおいて共有される芸術作品などの重要性、出会いがシフトした先に生まれる意外な深まりなども辿りながら、出会いがいかに癒やしをもたらすのかについても考察する「こころ」の探究書。

内容説明

無意識が導き、夢が誘う「出会い」の謎。その先には何があるのか―。村上春樹の短編作品を通して、出会いの本質とこころの深層を見事に活写する書き下ろし。

目次

プロローグ デタッチメントと出会い 「パン屋再襲撃」
第一章 偶然の出会い~出会いの偶然 「偶然の旅人」
第二章 ポストモダン的出会い 「石のまくらに」
第三章 別の出会いから本質としての謎 「クリーム」
第四章 別の出会いと癒やし 「ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles」
第五章 出会いとフィクション 「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」
第六章 出会いの影 「謝肉祭(Carnaval)」
第七章 出会いと自分の影 「一人称単数」

著者等紹介

河合俊雄[カワイトシオ]
1957年生まれ。臨床心理学者、臨床心理士・公認心理師。京都大学大学院教育学研究科博士課程中退。Ph.D.(チューリッヒ大学、1987)、ユング派分析家資格取得(1990)。甲南大学助教授、京都大学大学院教育学研究科教授、京都大学こころの未来研究センター教授・センター長を経て、京都こころ研究所代表理事。IAAP(国際分析心理学会)会長(2019‐22)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

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デタッチメント:分離性 他者関係 物語回想 心理的影響 語り手成長 偶然:人生変化 自己反省 コンサート体験 哲学的視点 アート媒介 ポストモダン的:偶然性 必然性 希薄化 短歌象徴 孤独感対比 謎:過去再評価 老人対話 心理影響 自己探求 否定的側面 音楽:感情共鳴 人間関係 癒やし 効果 共有体験 出会いとフィクション:偶然性 必然性 感情表現 人生転機 物語展開 影:人間関係 期待不安 自己認識 共有困難 経験影響 自己の影との出会い:無意識欲望 内面成長 ユング心理 自己統合 心理療法2025/03/19

happy3939

0
面白そうなタイトルだったんだけど、僕には、全く入ってこなかった😅2025/04/15

yskee

0
村上春樹作品を出会いという切り口で深堀りレビューしてくれる作品。紹介されている作品はどれも読んだことがあるものなので、心理学的な表現はあるものの、それほど抵抗なく読めた。「デタッチメント」時代と「コミットメント」時代の作品の捉え方とか、出会うの本質に対する考え方が面白かった。2025/04/03

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