朝日選書<br> メキシコ古代都市の謎テオティワカンを掘る

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朝日選書
メキシコ古代都市の謎テオティワカンを掘る

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  • サイズ 46判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022631251
  • NDC分類 256
  • Cコード C0322

出版社内容情報

3世紀のメソアメリカで10万人が暮らしたとされる謎の古代都市テオティワカン。「月」「太陽」「羽毛の蛇」ピラミッドはどうつくられたのか。40年間現地で発掘調査を続ける著者が構造、生贄(いけにえ)埋葬の実態を明かす。貴重なカラー図版多数。

内容説明

紀元1~6世紀、メキシコ中央高原に栄えた古代都市、テオティワカン。「月のピラミッド」「太陽のピラミッド」「羽毛の蛇ピラミッド」「死者の大通り」などを配す壮大な計画都市であった。どんな民族が、いかなる言葉を話し、何を規範にピラミッドや施設をつくったのか。約25平方キロの範囲に10万人ほどが住んだとされるが、どのような政治体制で人びとをコントロールしていたのか。謎だらけの都市である。20世紀以後の発掘調査の成果によって、テオティワカン人は複雑な天体の動きに魅了され、変わりゆく環境を敏感に察知し、都市を発展させていったことがみえてきた。半生を現地調査にささげた著者が、テオティワカンの歴史に考古学の戦略で肉薄し、様々な角度からデータを読み解く。

目次

1章 新大陸に生まれたもうひとつの文明(出アフリカから文明の発祥へ;メソアメリカの都市文明;古代計画都市テオティワカン)
2章 ピラミッドを掘る(調査にあたって;「月のピラミッド」を掘る;「太陽のピラミッド」を掘る;「羽毛の蛇ピラミッド」を掘る;計画都市テオティワカンの象徴性)
3章 新テオティワカン像と文明再考(権力の所在;王権の変容;ヒトの時空間認知と進化;戦争と王権)

著者等紹介

杉山三郎[スギヤマサブロウ]
1952年静岡県生まれ。東京経済大学卒。アリゾナ州立大学研究教授、岡山大学文明動態学研究所特任教授。愛知県立大学名誉教授。博士(アリゾナ州立大学、人類学)。メキシコ国立人類学歴史研究所(INAH)にて考古学調査に従事。マヤ、メキシコ中央高原の遺跡、アステカ王国の大神殿遺跡などで調査。テオティワカン研究を43年間継続中。英・西語の著書多数。ハーバード大学H.B.ニコルソン・メソアメリカ研究優秀賞受賞(2016)、瑞宝小綬章受章(2023)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

55
近年、テレビでメソアメリカの古代都市の話題が増えている気がする(NHKだけか)。21日もテレビをオンにしたら、偶然「上白石萌音のはるかなる古代文明 マヤ - NHK」だった。途中からだったが思わず録画して観た。   2024/04/20

19
テオティワカンに来てはいけない。その魅力に取り憑かれて離れられなくなるから。埋葬墓でピューマや狼、ジャガー、ガラガラ蛇等の凶暴な生きたまんまの動物と一緒に、ひとりだけ生贄でいれられた人、気の毒だなあ…。しかし南米の遺物ってどこのものも味があってとてもいい。生贄は怖い。2023/10/08

ジュンジュン

14
テオティワカンに来てはいけないと著者は言う。その魅力に取り憑かれて離れられなくなるから。本書は40年以上魅了されている考古学者の記録。考古学とはなんと長く険しい道のりなのだろう。膨大な労力と時間をかけて得るのは、僅かな真実の欠片。その積み重ねの日々。なぜ続けられるの?きっとこう答えると思う。そこにテオティワカンがあるから。杉山三郎、考古学者、或いはロマンティスト。2023/09/04

やいっち

9
近年、テレビでメソアメリカの古代都市の話題が増えている気がする(NHKだけか)。21日もテレビをオンにしたら、偶然「上白石萌音のはるかなる古代文明 マヤ - NHK」だった。途中からだったが思わず録画して観た。  2024/04/20

左近

4
国立博物館の特別展示を監修した研究者が、豊富な図版と共に発掘の成果を解説。メソアメリカの歴史については、自分も大いに関心はある一方、チチェンイツァ、テオティワカン、テノチティトラン…何となく遺跡名は知っていても、詳細については暗いまま。正確な天文測量に基づくピラミッド状建造物が、何度も重層的に拡大されていたとか、盗掘用トンネルとは違う、埋葬儀礼用につながる通路の位置が持つ意味、そして、生贄が予想以上に多く行われていたこと等、実に興味深く読んだ。更なる研究の進展に期待大。2023/08/17

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