朝日選書<br> 新危機の20年―プーチン政治史

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朝日選書
新危機の20年―プーチン政治史

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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022631015
  • NDC分類 312.38
  • Cコード C0331

出版社内容情報

冷戦後最悪の米ロ関係、中ロ接近と米中の「新冷戦」――。コロナ後の世界秩序をどう構想すべきか? 7月の国民投票で2036年まで続投可能になったロシアのプーチン大統領。この20年のロシア政治史を内政と外交との連繋から記述する。

内容説明

「永遠のプーチン」―。憲法改正により、最長2036年までの続投も可能になったロシアのウラジーミル・プーチン大統領。1985年にペレストロイカが始まって以来、同時代としてのソ連の改革と崩壊、ロシア連邦の転換を追いかけてきた著者が、2000年から2020年までのプーチン統治のもとのロシア連邦を、主としてロシア政治史、特に内政と外交との連繋という視点から記述する決定版。この100年間に、革命的ロシア、独裁的ロシア、改革的ロシア、自由主義的ロシアと種々の相貌をもって現れたロシアは、21世紀のプーチンのもとでは保守と安定とを求める心性にこたえてきたが、これからはどうなるのか。ロシアはいったいどこへ行くのか―。

目次

第1章 エリツィン時代の終わり
第2章 プーチン体制―形成期
第3章 プーチン二期(2004‐08)
第4章 タンデム
第5章 プーチン2とウクライナ危機
第6章 プーチンと保守的ロシア
第7章 2018年以降の課題
終わりに―コロナウイルス危機と憲法改正の行方

著者等紹介

下斗米伸夫[シモトマイノブオ]
1948年、北海道札幌市生まれ。法政大学法学部名誉教授。神奈川大学特別招聘教授。東京大学大学院法学政治学研究科修了(法学博士)。朝日新聞客員論説委員(1999‐2002)、日露賢人会議成員(2004‐2006)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TMHR ODR

1
日本を代表するロシア近代政治学者の書くプーチンの20年。学者の書く本は分かりにくいのが常だが、本書は人名が多すぎで読むのが辛かった。が、プーチンは意外にもバランサー的存在であり、この20年、国民の寿命を延ばし、所得を増やし、常に80%以上の支持率を得てきた非常にデキる、トランプやバイデン如きでは操れるはずも無い優秀な政治家であることが透けて理解出来る内容だった。ウクライナ侵攻が激しい昨今、ロシア国内からの政権瓦解を期待する声があるが、この本を読むとロシア国民がそれを望むか?と思えてくる。2022/04/29

ゆうろう

0
本邦ロシア政治の第一人者・下斗米先生の著書。「新生ロシアで権力とは富であり、政治は経済である」(P65)に納得。プーチンが1990年代から始まったNATO東方拡大を、いかに屈辱と感じ不満に思っているかがよくわかった。もっとも、だからといってウクライナ侵略他軍事行動は絶対に許されない❗️ロシア政治に関わる多様な人物も「3人のセルゲイ」といったエピソードを交え詳述しておりとても参考になった。ただ「べレゾスキー」といった脱字、P227, 247, 262で見られる誤記が残念。著者というより編集者の怠慢だと思う。2022/03/22

ちまき

0
ロシアについてほぼ知識のないところから読みだした。エリツィン、プーチン、メドベージェフ等トップ政治家以外は全く名前もピンとこず、手こずった。プーチンは大統領と首相を行き来し、大統領任期の件でも、中国と同様の権威主義と想像していたが、その政権運営はむしろ資源価格、国内力学の中でのバランス感覚によるものだということが認識できた。共産主義という科学主義から、正教の世界に戻って来ていたりと、ソ連からロシアというのは想像以上に根本から変わっているよう。多極化の中で重要なプレイヤーであり、理解を深めたい。2020/12/06

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